立教大学では本部のある池袋キャンパスに診療所と保健室があり、新座キャンパスには保健室があります。

診療所には平日と土曜日に交代で医師が診察にあたります。病気になった時、または怪我をした時には診療所で学生や教職員はここで診察を受けます。病気は怪我の治療でなく、健康診断や健康相談、応急処置などを行っているのが保健室です。

学生の健康診断は毎年4月に行われます。健康相談は、常駐している保健師が学生や職員に相談に応じます。予約をすれば学校行の診察も受けることが出来るようになっています。

診療所も保健室も平日は17時まで、そして土曜日は午前中に開かれています。看護師として働く場合はこの時間帯が勤務時間となりますから、夜勤がなく日勤のみの仕事です。

立教大学保健管理センターの看護師募集実績

立教大学の診療所や保健室からの求人は不定期で欠員が出ないと発生しません。しかし、診療所や保健室で働く看護師や保健師の人数は多く、合計すると5人ほどが常駐で働いています。

これまで常勤の看護師の募集は出されたことがありますが、募集人数は1名でした。

他の大学よりも常駐で働いている看護師の数は5人と多い方ではありますが、大学の保健室で働きたい看護師や保健師の数は非常に多いです。狭い枠ですので、立教大学で看護師として働きたければ頻繁に求人情報をチェックする必要があります。

立教大学の看護職員として採用されるには

立教大学の保健室、または診療所の看護師にとして働きたい場合、採用条件は他の大学の医務室の求人より厳しいです。応募資格として看護師だけでなく保健師の免許を持っていることが求められますし、実務経験も6年以上と決められています。

大学の医務室の求人は応募数も多いですからアピールするポイントが有ることが必要なのですが、立教大学では学校保健と産業保健に関わっており、産業保健に関する資格を取得していたり、スキルを持っていれば採用の有利に働きます。

また、応募条件に書いてあるわけではありませんが、年に1回行われる健康診断の結果の入寮などはパソコンを使って行われますし、データを管理するのも看護師の仕事の一つです。保健だよりを作ることもありますから、パソコンの技術がある程度必要ですのでワードやエクセルについては勉強しておかなければなりません。

また、立教大学には海外の留学生も多くいます。立教大学の保健室などで働きたいと思ったら、早いうちから外国語の勉強をしたり資格を取得しておけば採用のときにアピールポイントになる可能性が多いです。

立教大学の基本データ

立教大学は1922年に創設された私立大学です。本部は、東京都豊島区西池袋3-34-1にあります。早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、立教大学、東京大学で構成される東京六大学の一つです。

キャンパスは本部がある池袋キャンパスと埼玉県の新座市に新座キャンパスがあります。学部は文学部、異文化コミュニケーション学部、経済学部、経営学部、理学部、社会学部、法学部、観光学部、コミュニティ福祉学部、現代進路学部の10学部です。

2006年度に学部や学科の新設、改変が行われ、文学部から心理学科が独立し、経済学部経営学科と社会学部産業関係学科を合わせて経営学部が新設されました。

学生の数は、大学生20000名弱で、大学院生の数は850名ほどです。大学職員の数は約2600名です。

教育面では、1997年より一般教養科目として全額共通カリキュラムを取り入れています。このカリキュラムは大学教育支援プログラムの中でも立教科目と呼ばれています。立教科目は建学の精神である自由の学府から学ぶ科目を展開し、2005年が採択できるようになっています。