東京工業大学では、大岡山キャンパスに大岡山保健管理センター、すずかけ台キャンパスに保健管理センターすずかけ台分室が設けられています。

看護師だけでなく医師、保健師、薬剤師、カウンセラーなどのが常駐していて、専門的な知識と技術のもと健康管理を行います。

カウンセラーや精神科医がいるため、看護師や保健師がカウンセリングを行うことはまずありません。よって一般的な健康管理、健康指導が主な業務となります。

東京工業大学保健管理センターの看護師募集実績

募集実績は2011年02月14日、2014年02月17日、2014年10月17日に看護師・保健師双方の資格を持つ人を期間雇用で、或いは非常勤で募集しています。

採用枠はほとんどの場合1名から2名、非常勤や期間限定の場合、大体4か月間の雇用期間が定められています。

仕事内容は学生、職員の健康管理、保健指導、健康相談、怪我や病気の応急処置となっています。健康診断の時期はそれぞれのキャンパスを行き来することがあります。

パートやアルバイトは勤務の期限がなく、期間雇用だと契約社員や短期アルバイトのように期間が定められています。大学のように人の多い場所ではインフルエンザや感染症が流行りやすく、その時期だけ看護師や保健師を増やす傾向にあります。

基本的な募集時期は特に決まっていませんが、冬にかけての季節に多くなります。もちろん欠員が出ればそのたびに求人が出される訳で、頻繁に情報をチェックしておいて損はないでしょう。

大抵の場合、採用人数の枠が埋まれば募集は止まるため、早い者勝ちとなります。

東京工業大学の医務室に採用されるには

看護師と保健師両方の資格を持つ人を積極的に採用しており、むしろ保健師として採用することの方が多いようです。

出来れば保健師の資格も持っていると、採用に当たって有利となりますし、保健師だけの募集の時も応募できます。また、学校や企業において健康管理、保健指導の仕事を経験した人を歓迎すると募集要項に記されています。

さらに、OA機器の基本操作が出来ること、外国人留学生と問題なくコミュニケーションを図るだけの外国語能力を有していると歓迎されます。

東京工業大学は世界中から留学生が集まる大学ですから、当然保健管理センターを利用するのは日本人だけはありません。よってスタッフが最低限の英会話能力を有していなければいかないのです。

東京工業大学の基本データ

東京工業大学は1929年に設立された国立大学で、当初は工業立国を目指して政府の主導のもと作られました。本部は東京都目黒区大岡山2丁目12-1にあります。

設立された当時は工業技術を学び、職校長や工業教育の養育を目指しており、設立から130年以上経った現在では、これらの理工学の分野と情報、バイオ、社会・経営なども加わった理工系の総合大学へと成長しています。

キャンパスは3つ、大岡山キャンパス、すずかけ台キャンパス、田町キャンパスから構成されています。学部は理学部、工学部、生命理工学部の3つから構成され、学部学生は4,761名、大学院生は5,041名、教職員数は1,135名、事務職員・技術職員は583名、非常勤職員455名が在籍しています。

実績としては2006年に国内最速のスーパーコンピュータ「TSUBAME」を稼働させており、学部生が研究やレポート作成など学ぶ上で活用できるようにしている点です。

特徴としては都内の一橋大学、東京医科歯科大学、東京外国語大学の4大学とで提携を結んでおり、相互教育プログラムを行っている点です。

また、海外との交流も盛んで、海外学術交流協定校を結んでおり、留学生を積極的に受け入れています。「The Times Higher Education」による世界大学ランキングでは141位、アジアでは13位、日本国内では3位と高ランクに評価されていまっす。このランキングはほとんど変動せず、特に国内順位は3位、もしくは4位のまま10年以上保持されています。