現代、おひとりさま、独身貴族と言う言葉を耳にすることがありますが、一生独身と決めて生活する男女が増えています。

自分らしい人生を、自分の為に生きる独身と、自分と家族の為に誰かと一緒の時を過ごす既婚者では、老後の認知レベルに変化があるのでしょうか?

多くの人と関わり、誰かと常に関わっているとう脳への刺激が充分な既婚者は、脳の活性化を図れる生活でしょうが、自分以外の事にも興味や関心を持ち生活しなければならないストレスがあります。

独身者は、自分らしく、自分の思うままの人生を歩み、誰かと交流を持とうと言う意欲があれば、どんどん交流を深められます。

しかし、老後誰かがみてくれるという安心は無いのかもしれません。

どちらも良い点、心配な点がありますが、長寿、高齢化、認知症という観点からでは、どちらに軍配が上がるでしょうか。

また、認知症予防についても学習し、看護活動に役立つ知識を養いましょう。

看護師の認知症にならない生き方

人生設計について考えたことがあるでしょうか?

何歳で結婚して、何歳で子供を設けて、何歳で退職して、老後どのように過ごすかなどを考えることがあるでしょう。また、結婚なんかせずに一生を、自分の為にささげようと考えている人もいるでしょう。

どっちが正解という事はなく、自分の選択肢が最もベストなのではないかと思います。

しかし、認知症の増加する現代、どのような人生が認知症になりにくいかという事が分かれば、生きる参考になるのでは無いでしょうか。

看護師の世界でも、忙しすぎて誰ナと付き合う余裕なんてないと結婚から遠のいていく先輩や同僚がいます。

また、自分自身がそうなるかもしれないと感じている人もいるでしょう。

脳に関する研究は日々行われ、認知症に対する予防医学や対策も日々編み出されています。

健康な脳を作り為に心掛けたい事を紹介します。

認知症を予防するためには、身体を動かすこと、知的好奇心をくすぐる趣味や活動がある、人や物とのコミュニケーションが図れることが重要です

看護師の仕事は、忙しく、ハードで仕事が終われば家に直行して、そのまま週新という人もいるでしょう。また、休日も委員会の仕事や残された仕事を行うひともいるでしょう。

そうすると、趣味やストレス発散、楽しみあるプライベートの充実とならず、脳の健康性が高まりません。

また、このような生活は特定の人と、特定の関わりに留まり、コミュニケーションの幅も狭まります。

よって、仕事重視の独身看護師さんは認知症になりやすくなり、仕事をしながら適度に息抜きできる独身看護師さんや家庭持ちの看護師さんは、多くに腋目を振った生活をしている為、認知症になりにくいと言う事が言えます。

また、既婚看護師さんと独身看護師さんではどうでしょう。

認知症のリスク因子として、孤独が悪いと言われています。既婚者であれば、家族との交流、家族を介した外の交流があり認知症になりにくいと言われています。

では、独身の看護師さんは認知症になるのかと言われれば、活動的に外に刺激を求められる看護師さんであれば、人のいる場所に自ら積極的に出ていける為、その心配はないでしょう。

内気で、休日は自宅でゴロゴロ過ごしている場合は、脳への刺激の低下、知的活動の低下により認知症になりやすいと言えるでしょう。

そして、看護師さんによっても性格が異なり、慎重派と楽観派がいるでしょう。

楽観的過ぎると、現場では注意を受けることが多くなるでしょうが、ストレスという観点からものを言うと、楽観派の方が、認知症から遠ざかると言われています。

何でも心配を抱えて、思案することは看護をする上で安全やリスクマネジメントに重要なことがあります。

しかし、考えすぎ、心を巡らしすぎることは心が逼迫し、脳へのダメージを多く受けやすい状態となります。

認知症予防

認知症は、予防ができる疾患です。

これまで、認知症という疾患は耳にすることが少なかったわけですが、急に降って湧いて出てきた疾患ではありません。

何年も、何十年も前からあった状態ですが、高齢化や長寿、寿命の延長により患者数が増加し、顕著になっていると言う病気です。

では、今人を看護している看護師さんでも、いずれは逆の立場になることとなるでしょう。

その時、認知症で人の厄介になりたくないと考える看護師さんも少なくないのではないでしょうか。

生活習慣の是正と生活習慣病予防

認知症にも種類がありますが、生活習慣が関与する認知症が多くあります。

高血圧や動脈硬化が起因する脳血管障害が原因の脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血を回避する事で予防できます。

この原因として、食生活のゆがみ、日々の運動の少なさ、健康管理への無頓着さ等があります。

看護師の仕事をしていると、不規則な生活リズムや偏った食事、自分への関心を無欠余裕のなさ等があり、健康管理が難しくなることがあります。

年配の先輩で、脳梗塞になった方や、高血圧などの内服をしている看護師さんもいます。

出来る範囲内で健康的な生活習慣にすることで回避できる認知症があります。

また、アルツハイマー型認知症は糖尿病患者さんの行く末で発症し易いと言われています。糖尿病のコントロール状況により、アルツハイマー型認知症を予防できるとの研究結果も得られています。

脳の活動を円滑にする為にも、生活習慣も見直し、ウォーキングによる運動で健康を維持しましょう。

趣味や知的好奇心をくすぐる

楽しい、ハッピーという感情が脳に与える好影響を知っていますか?

ストレスは脳を錆びつかせます。

自分のしたい事を楽しめるゆとりが、認知症予防に役立つと言われています。

誰かに合って話す、好きな事をする、どこかに行く計画を立てるなど、ワクワクする事をしましょう。

まとめ

若い看護師さんには、認知症は無縁と感じるかもしれません。

既婚でも、独身でも、いずれその時が来る長寿時代です。

自分自身の心の持ちようにより、活動的でいるか、引きこもりがちでいるかがキーポイントとなるでしょう。

自分らしい人生は、既婚者でも独身者でも楽しめます。

その時、誰かと話し、関わり、生き生きと暮らせる自分であるように、自己管理、健康を管理して、明朗に動き回るゆとりを持ちましょう。