増え続ける「K」
看護師の仕事は、昔から
- キツイ
- 汚い
- 危険
の3Kと言われます。
最近では次の6つを加えて「9K」と言う人すらいるようです。
- 休暇が少ない
- 化粧ノリが悪い
- 給料が安い
- 婚期を逃す
- 薬に頼って生きる
- 規則が厳しい
うーん…確かに…
言い過ぎだ!と言いたいけれど、それぞれに頷いてしまいます。
看護師にやりがいはありますか?
看護師の仕事のやりがいを感じる時って、どんな時でしょう?
- 「ありがとう」と言われたとき
- 患者さん「と良い関係が築けたとき
- 患者さんの状態が良くなったとき
こんな感じでしょうか?
私自身、患者さんが自分を頼ってくれたり、関わった患者さんが良くなって自分の足で退院できたりすると「あぁ、良かったなぁ」と心から思います。
「やりがい<嫌な出来事」ではない!
お給料は裏切らない
先に挙げた「K」が強烈過ぎて、やりがい<イヤな出来事になってしまうこともしばしば。
そういう時、私はお給料のことを考えるようにしています。というと語弊がありますが、我々は仕事で看護師をやっているんだということです。
看護師の仕事のことを話すとき、人は精神論に寄りがちです。でも実際、我々が看護師をやっているのは自分自身がご飯を食べるためであり、休日を楽しむお金を作るためですよね。毎日、満員電車に乗って始発から終電まで働いているお父さん達と同じです。
そこにあるのは、「やりがい」ではなく「仕事だから」の極めてニュートラルな姿勢です。看護師の仕事でやりがいを感じられなくなったら、そこに立ち戻ってみてはどうでしょう?「仕事だからやっているんだ」そんな気持ちになれれば、精神的な重さも少しは楽になるんじゃないでしょうか。
そして、やりがいも裏切らない
看護師の仕事の良さは、そんなニュートラルな気持ちをしていても「あ、この仕事やっていて良かったな」と思える瞬間が頻繁に訪れることです。そこが、他の仕事とは違うところだと思います。
貴方が多少重い気持ちで仕事をしていても、やりがいを感じる瞬間は必ずやってきます。その時をジッと待って。
それまではお給料日を一時のやりがいに替えて、今日の仕事を乗り切りましょう!