看護師とアルコールの関係

一年を通して歓迎会や送別会、お花見会など仕事上で様々なイベントがあり、看護師はお酒を飲むシーンが多いと思います。日頃からお酒が好きで毎日晩酌される方、先輩や同僚との付き合いもあり、ついついお酒の量が増えてしまいます。

少しの飲酒であれば、ストレス解消になったり、心筋梗塞・脳梗塞による死亡率が低下すると言われていて良い影響もあります。

しかし、大量飲酒してしまうと次の日に二日酔いで出勤してる人もたまにいたりして、モラルが問われる問題に発展する可能性があるのでほどほどに摂取したいところです。

体を壊さない程度に適度にお酒を楽しんで上手にお酒と付き合えるようになるといいですね。

そこで、お酒の「適量」をすぐ答えれる人は少ないのではないでしょうか。

アルコール摂取の適量は

例として、ビールだと中ビン1本(500ml)アルコール度数5度、ワインだと1/4本(約180ml)アルコール度数14度と厚生労働省がすすめています。

これを知って、お酒を週に数回飲む私にとっては「少ない」という印象を受けました。ついつい友人たちと仕事の話やプライベートな話で盛り上がり、深酒してしまうことが多いのです。

しかし、身体の為を思うと節酒しなければと思いました。また、毎晩飲まないと気が済まないという友人もいます。冷蔵庫にお酒がないと不安になるとたまに言っていますが、これはアルコール依存症の可能性があるので注意が必要です。

少量の飲酒からはじまって、気づくとお酒が習慣化されアルコール依存症になるケースが多いようです。こうなってしまうと自分自身を崩壊させてしまい、場合によっては家族も巻き込む事態になりえるので過度な飲酒は気を付けましょう。

休肝日を週2回設ける

もちろん肝機能や消化器官などに影響が出て、身体を壊すまで飲むのも考えものです。休肝日は週2日はとって、身体を休ませましょう。

アルコールの分解量には限界がありますので、普段たくさんお酒を飲む人に休肝日を作ることは有効です。たばこや飲酒の弊害を理解しているはずの看護師は、職業柄、普通の人よりも禁煙に努めお酒もほどほどにして自分の健康に留意しながら生活していかなければなりませんね。

飲酒運転は絶対に禁止!

最後に、飲酒運転もまだまだ問題となっています。お酒を飲んだら車は運転しないこと。

ご自身の人生に大きくかかわる事態になりますので、絶対にやめましょう。日頃、患者さんに保健指導をしている私たちですが、自分の健康状態にもしっかり目を向けたいですね。