コンサート会場やお祭りのほかスポーツ大会、学校行事などといったさまざまなイベント会場に設けられている救護室などを勤務場所として体調不良者やケガ人への処置を行います。

イベントの期間中に勤務する仕事ですから雇用期間については1日から数日間といったところが一般的であり、つまりは短期もしくは単発の求人になります。

募集の多い時期はイベントが多い長期休暇の期間であり夏休みのほか秋の運動会や冬のウィンタースポーツ、春のお花見シーズンなどが該当します。

イベントの主催者としてはその都度募集を出してスタッフの確保にあたるよりも、簡単に人材が集まる看護師求人サイト経由の応募に頼る傾向が強くなっています。逆に言えばイベントナースとして働きたい看護師さんは、看護師求人サイトの利用が必須になってきます。

イベントナースの求人の選び方

イベントごとの傾向を考える

●コンサート会場・お祭り
会場には多くの人が集まりボルテージも高まることから、過呼吸や脱水症状などといった症状を発症する人が少なくありません。さらに夏場になると、熱中症や貧血などの体調不良を訴える人も多くなる傾向があります。

●学校行事
運動会、体育祭などが中心となっています。熱中症をはじめとした体調不良が見られるほか、擦り傷などのケガをする人も多くなります。

●スポーツ大会
大体は、ちょっとしたケガへの対応となります。ただ時には、骨折など大きなケガをする人もいますから気を抜くことはできません。

任せられる役割を把握する

原則として共通する仕事は、応急処置です。ただ場合によって救急車を要請する判断が求められることもありイベントの規模や主催者の意向によっても役割に差がありますから、自分で対処することができる範囲内の仕事であるかどうかを把握しておく必要があります。

給料の目安

イベントや主催者によって差はありますが、職場環境が過酷であるほど高額になる傾向もあります。たとえば学校行事などですと時給で1,000円から1,200円程度といったところですが、事故が発生するリスクの高いスポーツ大会などであれば2,000円以上の時給が設定されている場合もあります。

イベントナースの採用傾向

よほど大きなイベントでなければ、大規模な募集が出されることもそうありません。総じて、狭き門であるということができるでしょう。

基本的に看護師としての経験は豊富な方が求人選択肢が多いですが、主催側で人件費を安く抑えたいといったケースですと、経験を問わず募集が出されている場合もあります。ただ給料の金額に対して仕事があまりに忙しいなどといったように、劣悪な労働条件だったという事例も多く見られています。

●いざというときの対応力が求められる
医療機関において勤務している場合と比較して、マニュアルがなく予測することの難しいようなケースに対応しなければならない場面も多々あります。そのためどのような状況にあっても対応することができ、限られている設備環境の中で処置をすることも必要とされます。

●コミュニケーションスキルも必要
老若男女、性別を問わずたくさんの人に対応する可能性があります。スムーズに仕事をこなすためにも、問診で手早く的確に症状を聞き出すことなどが求められます。