イベントナースのメリット

イベントナースとして働くメリットは、主に3つあります。

自分の予定に合わせて仕事を選ぶことができる

というのも、この仕事は基本的に単発・短期の仕事で勤務日数は1日から数日程度となっており、バイトやパートといった雇用形態がほとんどであるためです。イベントは毎週のように開催されていてその都度ナースの募集も行われていますが、その中から自分の都合の良い日を選ぶことができるという点は大きな魅力でもあります。

そのため、既に看護師として仕事に就いている人でも休日や空き時間にダブルワークとして働きやすいため注目されています。

医療機関などでの仕事に比べると体力的・精神的な負担が少ない

イベントナースはイベント会場に設置された医務室や救護室で待機し、怪我人や急病人が出た際に救護を行うのが主な仕事となります。そのため、怪我や体調不良で医務室・救護室を利用する人がいなければ仕事をすることはなく、怪我人や体調不良者が出たとしても応急処置や簡単な手当てを行う程度です。

更に、医務室・救護室で処置ができないほどの症状の患者がいる場合には、救急車を呼び病院へ搬送することになるため、医療機関などで勤務する場合のような慌ただしさはほとんどなく、高度な知識やスキルを必要とする仕事もほとんどないので無理なく働くことができます。

楽しみながら仕事ができる

看護師として一般的な仕事に就く場合、病院や診療所、介護施設といった職場がありますが、これらの職場は医療の現場で医療従事者に囲まれた環境にあったり、毎日同じ職場で同じ仕事を行ったりします。

しかし、イベントナースとして働く場合の職場はイベント会場で、イベント会場もイベントの内容も毎回異なります。また、求人によっては毎回違う人と仕事をすることもあります。このようにイベント会場の医務室や救護室で働く場合、特殊な環境で仕事をすることができるので気分転換やリフレッシュにもなります。

イベントナースのデメリット

反対に、デメリットとなる点も主に3つあります。

勤務時間が一定ではない

イベント自体の開催時間は決められていますが、医務室や救護室で働く看護師やその他のスタッフはお客さんが会場を出るまで待機しているというケースがほとんどです。そのため、大規模なイベントの場合は予定よりも帰宅時間が遅くなってしまうということもあります。

また、スポーツイベントの場合は試合の延長によって待機時間が長くなることもあります。このように、仕事が終わる時間が一定ではなく予定通りに終わらないこともあるので、イベントでナースとして働く日は十分に時間に余裕を持たせる必要があります。

毎回勤務先や一緒に仕事をする人が変わる

この点は魅力的だと感じる人もいますが、仕事やイベントナースの仕事に慣れないうちはデメリットと感じる人が多くいます。イベント会場までの交通費などは支給されることがほとんどですが、自宅から遠かったり行き慣れていなかったりすると通勤の時間が長くなってしまったり、通勤だけで疲れてしまったりする人もいます。

また、毎回同じスタッフが医務室や救護室で働くというわけではないので、その点でも気を遣って気疲れしてしまうこともあります。

応募条件に制限がある

実際の求人を見てみると、看護師としての実務経験を必要とするケースが多く見られます。そのため、ナースとしての実務経験が無かったり経験年数が3年未満であったりする場合は応募できない場合もあります。

また、イベントの医務室や救護室で働くナースの仕事は、正社員で雇用されることがほとんどないためアルバイトやパートで働くことになります。

イベントナースの仕事のみで生計を立てることは難しいのが現状です。