イベントナースの給料｜【できるナースの美学】看護師の毎日に役立つポータルサイト

単発で仕事をすることができ、看護師の副業としても人気のあるイベントナースですが、給料はどのぐらいもらえるのでしょうか。

日給はだいたい8000円から10000円が相場

イベントの規模や職業内容によって、給料の額は変わってきます。だいたいは1日で終わり、続いていても2日から3日程度です。

イベントナースを雇用する時は時給よりも日給で処理することが多く、イベントが長引いて本来の予定の時間を超えた場合には、超えた分の時間を時給で計算して追加して支払われます。

日給はおよそ8000円から10000円が相場で、時給に換算すると1000円から1500円ぐらいになります。しかし、イベントによっては時給にして2000円ぐらいになることもあります。

巡回検診の看護師の仕事や他の単発の求人と時給で比較すると、平均の金額はほとんど変わりません。給料の額は、時給の金額というよりも拘束時間の長さによって変わることが多いです。そのため、拘束時間が長いイベントの場合は日給も上がります。

イベントナースの求人によって、日給の中に交通費が含まれるかどうかは変わります。交通費は別途支給の求人が理想ですが、求人によって異なりますので応募するときに確認することが必要です。

イベントが開催されるのは、土曜日や日曜日、または祝日が多いです。通常、看護師としてクリニックや小規模の病院で働く場合、土日に出勤したら休日出勤の扱いになるため休日手当が出ます。

しかし、イベントはもともと休日に設定されているものですので日給に休日手当がプラスされることはありません。それを考えると、イベントナースの給料は高いものとはいえません。

平日は病院など医療施設で働いている看護師は、普段と違う世界で仕事をするために休日にイベントナースとして働くことも多く、休日手当が出なくても単発の仕事にしては日給が高いイベントナースを選んでいます。

平日は病院などで働いている看護師が旅行資金などのために特別に単発でイベントナースとして働くには向いていますが、イベントナースとしてだけ働くだけでは給料は不安定です。単発の仕事となりますのでボーナスもありませんし、福利厚生が充実しているわけでもありません。

日給が高かったとしても拘束時間が長いからだけで、時給は安いかもしれません。

給料の中に交通費が含まれるかどうかも必ず確認しましょう。

給料だけでなく、そのイベントが好きだからという理由でイベントナースに応募する人も多いです。イベントが長引くなどして残業として給料が増えなければ、手当も特にない仕事ではありますが、仕事が楽な割には給料がそれなりに貰える看護師にとっては嬉しい仕事です。

人気の仕事ですので求人を見つけることは大変ですが、自分が興味を感じるイベントで、さらに時給に換算すると良さそうな求人を探して応募しましょう。