扶養内で働くことは、得?それとも損?


金額に関係なく、一般にパート収入が増えれば増えるほど、世帯全体の収入自体は増えていきます。

世帯収入が増えるという点から見れば、扶養内で働くより扶養外で働く方が「得」ということになります。

しかし、よく扶養と扶養外でどちらが得かといわれるのは、103万円や130万円の壁といわれるように、一定の額を超えると収入の割に税金や社会保険料などの負担しなければならない金額が増えて、世帯全体での収入がのびない場合があるためです。

これを「損」だと感じているのです。

扶養外ならパート収入160万円から手取りがアップ!


パート収入のなかで一番「お得」になるのは、収入が160万円を超える場合です。

年収が130万円を超えますと、自分で健康保険や年金に加入し、保険料を払わなくてなりません。いわゆる、130万円の壁です。

扶養から外れ、配偶者や自分の税負担が増える上に、社会保険料が加わって負担自体が増えてしまい「損」な状態になってしまいます。

しかし、一般に年収160万円を超えますと、たとえこれらを負担しても、手取り自体が増えていく状態になります。

例えば配偶者の年収が600万円で、パート年収が160万円の場合、税負担や社会保険料を引いた世帯全体の収入増分は、125万円程度になります。

この金額は、103万円までの扶養内で働く場合だけでなく、103万円から130万円までで働く場合よりも多くなっています。

パートで年収160万円稼ぐには?

パート年収160万円とは、看護師パートの時給相場1,500円で考えますと、1カ月87時間から93時間、1週間に22から23時間の勤務です。

1日8時間勤務で週3日働くイメージです。ちなみに、この時給で8時間勤務を週5日すれば、単純計算で約290万円の収入を得られます。

もちろん、パート・アルバイトの求人紹介に強い医療WORKERのような求人サイトを利用することで、時給相場を上回る高時給の求人を入手できる可能性もあります。

働けるのであればフルタイムで働いて、世帯収入のアップとともに、看護師としてのやりがいやキャリアアップにつなげていくのも「得」になるのではないでしょうか。

扶養内で働いた方が「得」な場合


パートでの働き方を希望する看護師のなかには、子育てや介護などの理由があって短時間勤務を希望している人も少なくないのでしょう。こうした場合、扶養内で働いた方が、「お得」なときがあります。

それは、配偶者に「扶養手当や家族手当などの手当がある」かつ「パート年収が100万円まで」のときです。

パート年収が103万円までであれば配偶者控除を受けられますので、配偶者の税金が増えることも、自分の収入に所得税がかかることもありません。

また、配偶者の勤務先で扶養手当や家族手当が支給される場合、多くが扶養内の年収を支給基準としていますので手当もそのままもらうこともできます。

なかでもパート年収が100万円までであれば、住民税を払う必要もありません。つまり税負担が増えたり手当が減らされたりすることなく、パートで得た収入金額がそのまま世帯収入のアップにつながり「お得」となります。

パートで年収100万円稼ぐには?

パート年収100万円を看護師の働き方で見た場合、1カ月60間前後、1週間15時間ほどの勤務です。午前のみ、あるいは午後のみといった半日勤務を週3,4日する感じです。

特に小さな子どもがいる場合では、これぐらいの勤務を希望するナースも少なくないのではないでしょうか。

扶養手当や家族手当がない場合は年収130万円まで

最近では、扶養手当や家族手当を支給しない企業も増えてきています。

このような手当がなく短時間勤務を希望する場合、扶養内にこだわるよりも社会保険の負担が必要になる130万円までを意識して働いた方が働きやすいかもしれません。

年収120万円の場合、1カ月で約67時間の勤務、1週間あたり約17時間働くことになります。扶養範囲内の働き方で、週2,3時間の残業があれば、これぐらいの収入になると考えてよいでしょう。

世帯収入の面からも、配偶者の年収600万円で考えてみますと、世帯全体での年間の税負担が扶養内に比べて数万円増えるだけです。つまり、世帯全体では110万円余りの収入増となり、扶養範内で働くよりも多くなって「お得」になります。

【まとめ】扶養内・扶養外でお得に働けるパートを簡単に見つけるには


上で述べたように、『扶養内 or 扶養外』で考えた時に1番お得になるケースは人それぞれの現状によって異なります。

実際、勤務可能な時間や給料額を考えながら求人を探していくのはとても難しいので、看護師求人サイトで希望を伝えて求人を紹介してもらうのが1番てっとり早いです。

「もうちょっと多く働けば手取りが増える」「月に◯時間働けるならこの求人が扶養内で1番お得」「Aの求人ならBの求人より◯時間少ない勤務時間で手取りは同じ」といった感じで、一人ひとりに合わせたベストの求人を紹介してもらえますよ!