眼科看護師の給料｜【できるナースの美学】看護師の毎日に役立つポータルサイト

正職員の給料

眼科看護師の正職員の給料は、他の診療科勤務と比べると、やや低めに設定されているといった傾向があるようです。

眼科には総合病院内や街中のクリニックといった勤務先がありますが、正職員として採用される確率が高いのは、おもに総合病院内に設けられている眼科である場合が多いようです。

給料については業務内容によっても差はありますが、月25～30万円前後というのが平均的となっています。

緑内障や白内障手術、レーシック手術などが積極的に行われている病院ほど、看護師の給料も高くなるといった傾向があります。

正職員として勤務する場合には、手術室の介助に携わる機会というのも、パートやアルバイトなどより多くなるということが言えます。

ただし病院によっては、手術室を独立させ、手術室には手術室専門の看護師を置いているというところなどもあります。そういったところでは、正職員であっても、給料はやや低めに設定されている場合が多くなっています。

また、手術が行われている病院では、入院患者に対応するための、夜勤もあります。病院によっては、別途夜勤手当が支給されているところなどもあります。

手術が行われていない街中のクリニックなどに正職員として勤務した場合には、手術介助や夜勤がないことから、給料も月22～25万円前後と、低く設定されている傾向があります。

このように同じ正職員であっても、手術介助や夜勤の有無などによって、看護師の給料には差が出てくることとなるのです。眼科は他の診療科と比べても、夜勤のないところが多いというのが特徴となりますが、その分必然的に、平均的な給料の額も低くなると言えます。

そのため勤務先を選ぶ際には、収入ややりがいを優先するのか、プライベートの時間を優先するのかを、考慮するということが大切となるでしょう。

手術を行わない病院では、肉体的・精神的負担が少ないというのがメリットとなりますが、やりがいという点においては、欠けるといった声などが聞かれています。

眼科看護師のアルバイト・パート・派遣といった非正規職員の給料は、おもに時給で設定されている場合が多くなっています。非正規職員の募集は、とくに個人経営の医院やクリニックなどで、多く行われている傾向があります。

眼科看護師は正職員であっても、他の診療科と比べて給料が低く設定されているといった傾向がありますが、非正規職員の時給についても同様に、やや低めの場合が多くなっています。

とりわけ小規模の個人医院やクリニックほど、低めに設定されているといった傾向があります。時給の額については、1,200～1,500円前後というのが、平均的となっています。

ただし非正規職員の場合には、勤務時間に融通が効いたり、手術介助業務がなかったり、夜勤がないなどといった、メリットがあります。

業務内容については、患者の誘導や診療器具等の準備、簡単な目の検査などがメインとなります。医師の指示に従って、患者に目に関する指導を行ったりもします。他の診療科と比べても、業務は比較的楽だということが言えるでしょう。

命に関わる診療科ではないという点でも、精神的な負担が少ない科となっています。しかし非正規職員であっても、手術介助や夜勤が、業務に含まれているところもあります。

そういったところでは、時給は1,600～1,800円と、比較的高く設定されています。街中にある眼科医院やクリニックでは、とりわけレーシック手術を専門的に行うところで、看護師の時給も高く設定されている傾向があります。

こういったところでは、夜勤も必要となり、夜勤手当がつくこととなります。眼科看護師としてパート・アルバイト・派遣で働くことを希望する場合には、時給だけではなく、仕事内容や夜勤の有無なども、確認することが大事だと言えるでしょう。

プライベートな時間を大切にしたい人や、家庭を持つ子育て中にママさんナースなどにとっては、働きやすい環境のところが多くなっています。