三重大学の保健管理センターは、本部のある上浜キャンパス内にあります。位置は正門から入ってすぐ近くにある総合研究棟II、1階です。
診療科目は心理カウンセリングを行う精神科、神経科、そして消化器科・内臓内科です。健康診断では歯科検診も追加されます。スタッフは精神科・神経科医、消化器・肝臓内科医、そして看護師2名、保健師、カウンセラー2名です。
三重大学保健管理センターの看護師募集実績
看護師は必ず複数名雇われることになっていて、常勤看護師と非常勤看護師とがいます。募集がかけられるのは看護師に欠員が出た場合と産休などで一時欠員が出た場合です。
後者の場合は大抵非常勤として募集がかけられ、常勤よりも条件が緩くなり、採用される可能性が上がります。
同じ保健管理センターで働くカウンセラーも非常勤が多く、どちらかと言えば精神科医によるカウンセリングを中心にしているためでしょう。
また、保健管理センターではなく、医学部看護学科の講師としての募集実績があります。最近では2014年11月8日に、地域・老年看護学講座を公募しています。
募集要項では、博士もしくは修士の学位、研究実績や研究所、試験所、病院への勤務経験があり、更に看護師免許を持っていると望ましいとされています。
三重大学の保健管理センターに採用されるには
採用条件は看護師の資格を持っていること、そして出来ればこれまでに企業や大学、教育機関で同じように保健管理センター、医務室での勤務経験があると有利に採用されます。
ブランクがあっても勤務経験が重視されるため、あまり問題になりません。新卒の看護師の場合は少し厳しいものの、自分の能力を上手くアピールできれば採用されることはあります。
また、医務室での勤務経験がない場合も同じで、それまでの勤務経験で近いものがあればよいでしょう。
三重大学の基本データ
三重大学は1949年に設置された、現在までの三重県唯一の国立大学になります。設置にあたっては、それまであった三重師範学校、三重青年師範学校、三重農林専門学校をもとにして、新しく設置された国立大学です。
本部は三重県津市栗真町屋町1577です。学部は人文学部、教育学部、医学部、工学部、生物資源学部の5学部で構成されています。学部生が6,148名、大学院生1,150名、専攻科が4名、教職員が768名となっています。
国立大学としての規模で見れば少ないものの、地域との密着度ではかなり高く、三重県全体で期待を寄せている大学になります。
大学としてのキャンパスは本部のある上浜キャンパスのみで、通称三翠キャンパスとも呼ばれています。この三翠とは、大学のシンボルマークでもあります
。他に附属病院や付属学校、研究施設が三重県内に点在しています。医学部附属病院と教育学部付属学校園が津市にあります。附属紀伊・黒潮生命地域フィールドサイエンスセンターが津市に2箇所、志摩市に1個所、練習船が松阪港にあります。
大学としての特徴は、特色ある大学教育支援プログラムを掲げており、学部生だけでなく、三重県の地域社会へ人材を育成するための教育を行っています。地元の知識を高めるための拠点であり、社会と大学とを密接に繋ぎとめるための拠点となっています。
特徴のひとつとして、三重県内出身の学部生がダントツで多く、全体の半分を占めています。次いで多いのが隣接する愛知県で、残りの半分はほぼ愛知県出身者となっています。