金沢大学の保健管理センター健康科学部門では、職員や学生の健康管理をはじめとして、感染症対策や定期健康診断、健康相談、カウンセリングなどが行われています。
保健管理センターは、角間キャンパスの本部棟1階にセンター本部が設置されており、自然科学本館G2に南分室、医学類F棟に宝町分室が設置されています。
保健師、看護師、医師による病気やケガの手当をはじめとして、心と体の健康相談や、カウンセラーによる心のカウンセリングなどが提供されています。スタッフは健康科学部門の教授、準教授、助教、および保健師、看護師、内科医、精神科医、臨床心理士、検査技師、事務員にて構成されています。
金沢大学保健管理センターの看護師募集実績
看護師募集実績としては、平成25年4月1日より勤務開始の看護師(保健師)1名の募集が、平成24年11月までに行われていました。
国立大学法人金沢大学職員として採用され、職務内容は、学生、教職員の健康管理・応急処置および健康教育、学内の環境衛生管理となっています。
応募資格は看護師の資格を有しており、Windowsパソコンの基本操作(ワード・エクセルなど)ができることとなっています。応募に際しては履歴書、看護師免許の写しのほか、これまでの業務内容や実績、今後の抱負などについてのレポートを提出することが求められています。
金沢大学保健管理センターにおける看護師(保健師)の募集は、11月ごろまでにかけて行われ、選考を経て、翌年の4月1日から勤務開始というケースが一般的となっています。
しかし、募集は毎年あるわけではなく、欠員が出た際にのみ出されるといった傾向があります。そのため金沢大学保健管理センターのサイト上にて、求人情報をチェックすることがポイントとなります。
金沢大学の保健管理センターに採用されるには
金沢大学保健管理センターの看護師(保健師)募集要項では、看護師免許を有することがが必要条件となってはいますが、保健師の資格も有していることが望ましいとされています。
保健管理センターでは、生徒や教職員の急病やケガの処置だけではなく、流行病の予防や対策など、保健師としての知識や技術も求められます。そのため看護師としての臨床経験以外にも、保健師としての職務経験があると、採用にも有利となるでしょう。
また、保健管理センターにおける業務には、保健に関するさまざまな情報を、メールやSNS、掲示版などで発信するといったことも含まれます。PCを使用して書類やデータなどを作成することが必要となって来るため、ワード・エクセルといった基本的なPC操作ができることも、応募条件では求められています。
その他にも保健管理センターで働くことを希望する際には、健康相談やカウンセリングに対応することができる能力や、経験があると有利となるでしょう。
とくに大学には、勉強や就職のことで悩み、心を病んでしまうという学生が多くいます。そのため医療に関する知識だけではなく、彼らの置かれている状況をしっかり理解した上で、適切なアドバイスをすることができる能力が求められます。
金沢大学の基本データ
金沢大学は、昭和24年に第四高等学校、金沢高等師範学校、金沢医科大学などを母体として設立された、石川県にある、日本海側地域を代表する国立大学となります。本部事務局は、石川県金沢市角間町にあります。
大学憲章では「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」といった位置付けがされており、教育・研究・社会貢献の分野において、革命的に豊かな人間性を兼ね備えた、優秀な人材育成に力が入れられています。
キャンパスは金沢市内に、角間キャンパス・宝町キャンパス・鶴間キャンパスの3ヶ所があり、学生総数7,932人、教職員数1,652人(うち外国人教員60人)が在籍しています。
学部は、文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・医学部・薬学部・工学部の8学部が、人間社会学域、理工学域、医薬保健学域の3学域に分けられ、16学類46コースが設置されています。
教育面においては、「共通教育特設プログラム」が取り入れられ、現代社会の中でリーダーシップを発揮することができる、専門分野以外における幅広い知識や教養を身につける、人材教育が行われているというのが特徴となっています。