同志社大学の保健センターでは、教職員や在学生、卒業生、および一般の人を対象として、健康維持や増進のための活動が行われています。

おもな活動内容は、病気やケガの診療をはじめとして、職員・学生の健康管理、健康診断および健康診断証明書の交付、健康相談・精神保健相談、アンチエイジングドッグなど、保健活動全般となっています。緊急時のAEDも設置されています。

保健センターは、今出川校地室町キャンパス寒梅館2Fと、京田辺校地京田辺キャンパスの、2ヶ所に設置されています。看護師・保健師として勤務する場合には、どちらかが勤務場所となります。

同志社大学の保健センターの看護師募集実績

同志社大学の保健センターにおける看護師募集は、残念ながら近年では、ほとんど見られていないというのが実状です。

保健センターでの業務は、大学内の状況をしっかりと把握し、問題点を見つけては解決するためにも、長く勤務して経験を積むということが求められます。そのためなかなか欠員が出ないというのが、求人の少ない理由となっています。

保健センターにおける、看護師・保健師以外の求人では、直近では非常勤嘱託職員として、学生相談カウンセラー1名の募集が出されています。

臨床心理士や精神保健福祉士等の資格が求められており、おもにメンタルヘルスに関する、精神保健相談を担当します。保健センターでの勤務を希望する場合には、看護師・保健師資格のほか、カウンセリング関係の資格があると、採用にも有利となるでしょう。

募集の出やすい決まった時期というものはないため、保健センターで働くことを希望する場合には、日頃から同志社大学サイト上の、教職員募集欄をチェックすることが大切となります。

正職員のほか、非常勤嘱託職員、研究支援員、アルバイト職員といった採用枠があり、まれに看護師・保健師の募集が出ることもあります。

同志社大学の保健センターに採用されるには

同志社大学の保健センターではおもに、内科の診療、健康診断、アンチエイジングドッグなどが行われています。

看護師・保健師の仕事内容は、医師の診療補助をはじめとして、定期健康診断やアンチエイジングドッグの実施・サポートなどがメインとなります。

また感染症が流行する時期には、予防策や対応策を講じたり、健康に関するお知らせや資料、案内書などの作成・交付を行ったりもします。

そのためワード・エクセル、メールなどといった基本的なパソコン操作は、必要不可欠となっています。

また同志社大学には、多くの外国人職員や留学生が在籍しているため、保健センターで働く職員にも、英会話能力が求められています。看護師・保健師であっても、意思疎通のできる英会話能力を、身につけておくということが大事です。

その他の採用条件としては、看護師としての臨床経験や、保健師の資格などが求められています。保健センターに配属される看護師・保健師は人数が限られているため、基本的に求人では、保健師としての経験豊富な人が求められるといった傾向があります。

同志社大学の基本データ

同志社大学は、1875年に設立された同志社英学校を前進として、自由・良心に立つ人間を養成するキリスト教主義教育に基づく、人材育成が行われている大学となります。

今出川校地、京田辺校地の2ヶ所に本部が設けられており、今出川校地に4キャンパス、京田辺校地に3キャンパスと、計7つのキャンパスが設置されています。

教職員数計2,094人(うち外国人教員217人)、学生数計26,804人が在籍しています。また文部科学省「大学及び大学院教育改革支援プログラム」といった、教育改革にも取り組んでいるといった特色があります。