看護師の中には、結婚しても仕事を続けている人も多いと思います。結婚して仕事をしていくにあたり、独身の時と何が違うのか、具体的に見ていくことにしましょう。
結婚相手と相談しておくべきこと
同じ家計になることで、お互いの給料はどうするのか、子供はいつ作りたいと思っているのか、家事はどう分担するのか。お互いの意見をまとめておくことは非常に重要だと思います。
特に子供がいない間は、付き合っていたころと大きく関係が変わることなく、お互いがお互いの生活をしているだけで、関係が成り立っていることも多くあると思います。
しかし、結婚したからには、恋人としての2人だけの関係ではなく、家族として支え合って生活していくことも考えるのではないでしょうか。そのために、相手の意見を聞き、自分の意見を持ち、働くスタンスを決めることも重要なのではないかと思います。
旦那さんが結婚後は妻に専業主婦になってほしいと考える人もいると思います。それに対し、自分がそれなら専業主婦になってもいいかなと思うか、いややっぱり働きたいと思うかは人それぞれですよね。
看護師という仕事は単にお金を稼ぐためだけで続けていけるような仕事ではありませんから、きっと皆さんはこの仕事にやりがいを見つけていたり、誇りを持って取り組んでいたりするものですからね。
そういった考えをどうお互いに折り合いをつけるか、ということが重要なのではないかなと思います。私の場合ですと、旦那は「専業主婦になってほしいけれど、働きたいならどうぞ」という感じでした。
2人で生活をしていくのだから、そんなに頑張らなくてもいいんじゃないというのが彼の考えでした。そんなに私が働いている姿がつらそうに見えたのかと考えてしまうくらい心配されていました。当時は残業も多く、大変だったのは確かですし、それくらい彼に愚痴をこぼしていたのだと思います。
夜勤と家庭の両立
看護師は夜勤もあります。旦那さんが妻に家事も担ってほしいと思っているのなら。夜勤のときはどうするかということを考えなければなりません。
夜勤のときくらい、家事はすると言ってくれる旦那さんでしょうか。それとも、夜勤に行くなら、その日の昼間のうちに、家事を済ませ、旦那の晩御飯もあらかじめ用意しておいてほしいと考える旦那さんでしょうか。
ずいぶん負担が違いますよね。私は後者の旦那さんなら、やっていけない自信がありますが、仕事が忙しく、仕事人間の旦那さんを妻が支えるといった生活を望む男の人もいると思います。
仕事を続けるにしても、看護師という特殊な環境やシフトにも対応できるよう旦那さんと話しておくことが必要ですよね。残業で遅くなったときはどうするかとかももちろん含まれてくると思います。
もちろん、旦那さんの職業にもより、お互いの時間をどう作るかということも大切だと思います。
2人の時間を作ることの大切さ
独身時代と違い、休暇を自分のためだけに使うのではなく、お互いの時間として持つことも考えていかなければなりません。
もちろん、結婚生活のスタイルにもよると思いますが、私は結婚してみて、お互いの時間を作ることの必要性を痛感する出来事がいくつもあったため、そう考えるようになりました。
ちょっとしたすれ違いも、事前に話しておけばよかったと思うことがいくつもあります。それが、私がOLさんのようなカレンダー通りの勤務なら、もっと話をすることができたのかもと思ってしまうこともありました。
お互いの時間が取れない中で「こんなに忙しくて頑張っていて疲れているんだから、ちょっとはわかってよ」と言いたくなる気持ちもあります。それでも、「仕事が大変なのはお互いさまでしょ」と言われてしまうと、看護師の仕事を理解してもらえてないのではないかとモヤモヤしてしまうこともあります。
思いやりという言葉で片付けてしまうには、少し物足りないくらい奥深く、根強い溝ができかねない事象だと思います。
そのため、結婚後も仕事を続けていくにしても辞めるにしても、2人の考えを合わせておくことが必要であり、家族としてのお互いの役割なのかなと思います。
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