20代 女性

総合病院で画像診断放射線科に勤務しています。主な業務は検査や治療の介助です。外来、入院に関わらず、患者さんが一度はここに来て検査や治療を受けられます。

同じ検査でも患者さん一人ひとり検査に対しての気持ちや感じ方はは違いますが、その気持ちや思いをしっかりとくみ取り、苦痛や不安を軽減し安心して検査や治療を受けて頂けるように配慮しています。

IVR治療に関わることもあり、日々新しくなる治療の介助がスムーズにできるように、勉強会や研修にも積極的に参加しています。


30代 女性

がんセンターで看護師として働き始めて6年目になります。現在はCT検査室に勤務しています。これまで病棟勤務しか経験がなかったので、最初は戸惑いましたが先輩たちに支えてもらいここまできました。

配属当時、私は注射が苦手で何度か患者さんへの造影剤の静脈注射を失敗してしまった経験があります。すぐに先輩が助けに来てくれて大事には至りませんでしたが、非常に落ち込み、自分には看護師は向いてないんじゃないかと悩んだ時期もありました。

そこで院内で設置されているIVナースの技能認定を受けました。現在レベルIですが、技術的にはまだ未熟なので、さらに高いレベルを目指していこうと思います。

造影剤投与に関しては最も高いレベル技術習得が必要となってくるので、これからも知識と経験を積んで技術を磨いていきたいと思っています。


30代 女性

放射線部8年目となる看護師です。様々な医療機器や薬品を使った検査や治療を受ける患者さんに安全で安心な検査を受けてもらえるように考えながら業務に就いています。

この病院では「静脈注射院内認定制度」があり、造影剤などの薬品を使用する場合は、その認定制度に合格し資格を得た看護師が行います。

認定資格を取得する課程で自分が行う看護技術の責任を再確認しました。さらに知識を深めたいと思うようになり、研修会や学会などにも積極的に参加しています。

今は認定IVR看護師資格を取得するために日々勉強の毎日です。資格を取得するためには厳しい条件が必要ですが、自分が目指す看護のかたちに向けて努力しています。


40代 女性

造影検査や抗がん剤治療など私達が技術を提供する患者さんは、大きな不安を持っていて、時折精神的に参ってしまうこともあります。私はこの中央放射線部に配属されて10年になりますが、年齢を重ねるうちにそんな患者さんの思いを受け入れられるようになりました。

患者さんの心理状況を踏まえ、安心して検査や治療を受けてもらう援助がしたいという気持ちが年数を重ねるごとに強くなっていきます。私は患者さんからいただいた言葉や笑顔がパワーの源になっています。

検査や治療を終えた患者さんの安心した笑顔、ありがとうという感謝の言葉を頂くたびに、よかったと思うのと同時にこれからも頑張ろうという気持ちにもなります。

新人や後輩を指導することも度々ありますが、正確な看護技術を教えるとともに、患者さんに対して感謝をこめた看護とは何かも教えています。私自身まだまだ勉強して、新しい知識を習得するために努力していきたいと思っています。