掛け持ちで働きたいけど、ダブルワークOKの看護師のバイト・派遣はあるの?

看護師は、常勤として働く場合の年収が高く、非常勤として働く場合でも時給は高く設定されています。

そんな中、アルバイトや派遣などで副業をして、更なる収入アップを図っている人が多くいます。

掛け持ち可能な職場は多くありますが、「バイトや派遣の看護師を募集する全ての職場がダブルワーク可能というわけではない」という点に注意が必要です。

ダブルワークを許可しているかどうかは職場によって異なるため、今働いている職場と掛け持ちしたい職場が副業を認めているかどうかをきちんと調べておく必要があります。

ダブルワークが可能な看護師の仕事の種類とおすすめ求人

ダブルワークが可能なパートアルバイト・派遣には、

  • 夜勤専従(夜勤バイト)
  • 短時間OKの日勤勤務
  • 献血ルームや健診センターでの採血バイト
  • イベント・ツアーなどの単発派遣の仕事
  • デイサービスや訪問入浴などの介護分野
  • 夏季のプールやスキー場といった時期限定の仕事

など様々なものがありますが、掛け持ちをして働きたい理由によって、どういった仕事を選ぶべきかが変わってきます。ここからは、ダブルワークをする理由ごとにおすすめのお仕事をご紹介していきます。

給与重視のダブルワーカーへおすすめの仕事

掛け持ちするのは「とにかく稼ぎたいから!」というあなたにおすすめなのが、夜勤専従(夜勤バイト)です。

掛け持ちできる仕事の中でもトップクラスの高時給なので、月に数回の出勤でもかなりの額を稼ぐことができます。生活費の足しには十分すぎるほどです。

夜勤勤務ができる方に限りますが、給与を重視する方は夜勤専従が間違いなくおすすめですよ!

ただし、夜勤専従を募集している病院でも時給はまちまちです。できるだけ給与の高い病院を探すなら、高給与の派遣を厳選して紹介してくれるレバウェル看護という転職サイトを使いましょう。(時給2500円なんて求人も見つかります…!)

休みや空いた時間を有効活用したいダブルワーカーにおすすめの仕事

「休みや空いた時間に少しでも働いて、生活費の足しにしたい」というあなたにおすすめなのが、単発バイトです。

採血バイト

看護師の単発バイトで代表的なのが、献血ルームや健診センターで働く採血バイトです。

採血バイトは「1日のみ」というスポット求人もありますし、「週1日から勤務可」といった非常勤の働き方もあり、自分のスタイルにあった働き方ができます。3~4時間程度という短い勤務時間も可能なところも多いので、他の仕事との掛け持ちがしやすいお仕事です。

一点気を付けなければいけないのが、採血バイトは即戦力が求められるということです。ひたすら採血業務なので、採血に自信のある方におすすめできますが、採血が苦手な方のスキルアップの場として考えるのはやめた方がいいです。

>>採血バイトを探すならこちら

イベント救護・ツアーナース

1日のみのスポット求人には、イベント会場の救護室で働くイベントナースや旅行の付き添いをするツアーナース、プールやスキー場の救護室といった仕事もあります。

あまり経験する機会のない仕事なので、「やってみたいな」という人が多く、たくさんの応募がある人気のお仕事です。ですので、通常出回ることはほとんどなく、転職サイトの非公開求人になっています。

転職サイトの中でも、ツアーナースやイベントナースの募集が多いのは、MCナースネット(メディカルコンシェルジュ)です。単発バイトへの力の入れ方が他の転職サイトに比べて圧倒的なので、スポットの仕事に関心のある方はMCナースネットは外せません。

病院・クリニック・介護施設の日勤パート

ダブルワークが可能なところはあまり多くはありませんが、病院やクリニック、介護施設の日勤勤務で「1日4時間から勤務可」といった短時間の勤務が可能なところもあります。

夜勤は無理だけど、病院や介護施設といった一般的な看護師の職場でダブルワークをしたいという方は、日勤パートを選びましょう。

>>ダブルワークOKで条件のいい日勤パートを探すならこちら

掛け持ちがバレない方法はあるの?

いざダブルワークをしたいと思っても、今の職場にばれないのか気になるところですよね。

「これをすれば絶対にばれない」という方法はありませんが、「これをすればばれにくくなる」という対策方法が3つあります。

今働いている職場・本業の職場から離れた地域にある職場でWワークを行う

これは副業中の姿を見られることを回避するための対策で、噂が流れるのを防ぐことにも繋がります。

看護師に限らず、医師や薬剤師といった医療関係者は職場の近くに住んでいることが多く、仕事が休みの日でも職場周辺で出くわしてしまうことがあります。

そのため、職場の近くで副業をするといつどこで誰に見られてしまうかわからないので、離れた地域にある職場で掛け持ちをする方が良いでしょう。

副業収入分の住民税の請求が現在の職場に届かないようにする

住民税の支払いは義務であり、副業によって得た収入にも課税されます。

Wワークを行っている場合は、合算した収入額で税額が決まり本業の職場にまとめて請求されます。

そのため、住民税の額から副業していることがバレてしまうというケースもあります。

体力的・精神的に余裕を残す程度にダブルワークをする

本業に支障が出てしまうほど副業をしてしまうと、職場に迷惑をかけるだけでなく「仕事を掛け持ちしているのではないか」と疑われることに繋がってしまうためです。

掛け持ちの場合の税金に関する注意点

看護師がパートやアルバイトをを掛け持ちして働く場合は、税金や確定申告のことを考えておく必要があります。

副業により20万円以上の収入があれば確定申告が必要となる

副業による収入でも、1年間(1月から12月)で20万円以上の収入がある場合には確定申告が必要です。

看護師の場合は、バイト・パートでも時給が高いため、年間で20万円以上の収入を得ている人は多くいるでしょう。

確定申告を行う場合の注意点は、副業収入に課税される住民税を普通徴収するように申告することです。

これは今の職場・本業の職場が副業を禁止している場合に必要で、このような場合に住民税の普通徴収申告をし忘れると、本業の職場にダブルワークをしていることがバレてしまうことになります。

年末調整は1つの職場でしかできない

バイトやパートで仕事を掛け持ちする場合は、年末調整をしてくれる職場とそうでない職場を確認し、年末調整ができない職場での収入は確定申告を行う必要があります。

これにより、税金を払いすぎていた場合には還付を受けることができるので、きちんと手続きを行いましょう。

ダブルワーク可能な求人を効率よく見つけるには

上で解説したように、看護師として仕事を掛け持ちするためには、色々なことに注意しながら求人を選ばなければなりません。

いざ求人を探し始めてみると、条件を満たした仕事が見つからずに諦めてしまう方も多いようです。

そこで活用したいのが「看護師専門の転職サイト」です。

何よりのメリットは、膨大な数の求人が一ヶ所に集まっているので、理想の求人が見つかりやすくなっている点です。

そして、1つ1つの求人に関する詳細情報がしっかりしているので、ダブルワークが可能な仕事なのかをミスなく判断することができます。

さらに、アドバイザーに直接相談すれば自分で1つ1つの求人を見ていく手間も省けますし、いろいろなアドバイスをしてもらいながら求人を選んでいくことができます。

アドバイザーに求人を紹介してもらうときは、「掛け持ちで働きたい!」「給料は〇〇くらい」「週◯日働きたい」「午前中のみ・土日のみ働きたい」「体力的に楽な職場がいい」「採血は苦手」「託児所付きがいい」など、出来るだけ多くの希望を伝えることがポイントになります。

以下におすすめの転職サイトを掲載していますので、参考にしてみてください。