今春より、10年ぶりに看護師復帰しました。
とはいっても、小学校3年生と幼稚園児がいるのでフルタイムというわけにはいきません。実家は他県ですし、子どもを預けるには小学校なら学童保育がありますが、1年生の頃から近所に遊び友達がいるのでいまさら学童保育には行きたがりませんでした。
長男は、学校から帰るとランドセルを玄関に置いてすぐに友達と合流します。なので、そろそろ子どもに家の鍵を持たせて私も仕事復帰してもいい時期にきたと思っていました。
今年2月、看護スタッフ募集の記事を見つけ一か八かで応募したところ、トントン拍子に採用になりました。以前、転職活動したときには不採用になったこともあったので「決まるときは決まるんだな」と思いました。
「ねえ、ママお仕事始めようと思うんだけどいい?」ある日、長男に切り出してみました。
子どもが鍵を持つようになるかもしれないこと、留守番しなくてはいけなくなるかもしれないこと等を話すと、「嫌だ」と長男。
外では友達と強気で過ごし、殆どんど昼間は家にいない子どもでも、実は最近やっと夜のおもらしが治ったばかり。昼間一人で2階の部屋にまで行けず、弟を誘ってやっと行ける程の小心者。
正直、迷いました。夫にも相談しましたが、「少しづつ留守番させたほうがいいんだよ」と言われ、迷いながらも復帰をすることになりました。仕事量としては、多くて月6回程度のパートです。子どものこともあり、ゆる~くゆる~く始めることにしました。
仕事復帰1日目。長男が学校からの帰宅時間に私は仕事中のため、家の鍵を持たせていました。長男が帰宅しても私が家にいない時間は、1時間半ほどです。次男は、幼稚園の預かり保育に預けてあるので安心していました。
初仕事の緊張の中、仕事が終わりに差し掛かった時間、マナーモードにしてポケットに入れておいた私のケータイ電話がブルブル震え始めていました。ちょうどその時は、上司と仕事の話をしていましたが全く相手の話が耳に入ってきません。
「どうしよう?きっと長男からだ…何かあった?」時間をおいて電話チェックすると、やはり長男からでした。
「ママ~、友達と家の中で遊んでいい?」なんとも能天気ムードの声。前日、私が「ママのいない時は、家の中で友達と遊んじゃダメ!」と言っていたのを覚えていて、再度確認したくての電話だったようでした。
外は晴れていたし、あと1時間ほどで帰るので外で遊びなさいと告げ、電話を切りました。
ドキドキハラハラ、緊張と安心と混ざり合った複雑な気持ちで初日を終えたのでした。
早めの行動が◎
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