精神科認定看護師とは
どんな資格?
精神科認定看護師は、精神科という特定の分野について、看護ケアの質を向上させるために生まれました。認定は精神科救急、リハビリテーション、思春期や青年期の精神科、老年期の精神科といったように細かく分野が分かれていて、それぞれについて認定制度があります。
精神科認定看護師になれば、精神科の看護師として他の看護師を率いるリーダーとしての役割が期待されることになります。
認定先 | 一般社団法人 日本精神科看護協会 |
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資格保有者数 | 723名 |
難易度・合格率 | 合格率は60~70%。試験の難易度というよりも、精神科においての実務経験が必要となりますので、3年以上精神科に勤務しているという実務経験に引っかかって受講する資格審査を受ける資格がもらええない人が多いです。資格審査に受かってから8ヶ月、または2年間の研修を受けてから資格試験となります。 |
精神科認定看護師の資格を活かせる職場
精神科のある総合病院や大学病院、小児施設、高齢者の施設、企業内の看護師であれば、精神科認定看護師の資格を活かして働くことができます。病院内で働く場合は、他の看護師を指導する立場として働くことになりますから、看護師のスキルアップの資格として取得を目指している人も多いです。
また、企業で勤める社員たちの健康を体だけでなく精神面からも支えるために、企業看護師でも精神科認定看護師の資格を持っていれば優遇されます。
精神科認定看護師の資格取得者のお給料事情
精神科の看護師の給料は、平均して手取り25万円から30万円となっています。病院によって、他の部署よりも高めに設定しているところもありますが、入院の施設のない精神科病院の場合は20万円が相場の所も多いです。
しかし、精神科認定看護師として務める場合は、スキルアップした資格となりますので給料にも反映します。基本給が高くなったり、資格手当が別途支給されることもありますのでかなり年収は高くなります。
精神科認定看護師の資格取得のポイント
受験資格 | 日本の看護師免許と、精神科認定看護師に必要な実務経験が必要となります。看護師として資格を取得してから5年以上、精神科の看護師としての実務経験がなければ精神科認定看護師の資格試験を受けることができません。
臨床で実務を行っていない場合は、精神科看護を1ヶ月に28時間以上行い、それを証明できなければいけません。資格があって初めて精神科認定看護師の受講資格試験をうけることができます。 受かったら、8ヶ月、または2年の研修を終え、その後で資格試験を受けることになります。27年度から制度が変わり、教育課程の単位数は32単位から38単位と増えています。 |
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審査方法・試験内容 | 小論文と筆記試験、そして口頭試問が行われます。 |
受験日程 | 精神科認定看護師受講資格審査 平成26年11月5日(出願期間は平成26年9月1日から9月30日必着) |
費用・会場 | 日本精神科看護師協会会員 15000円 非会員 25000円 資格試験を終了後、合格すれば研修を受けることが出来、その研修の費用は会員であれば584000円、非会員であれば881000円となります。その費用の他に、テキスト代や中間試験の費用がかかります。 8ヶ月、または2年間の研修となっており、仕事をしながら自分のペースに合わせて研修を受けることができます。 東京会場 日本精神科看護協会(東京都港区江南) |
問い合わせ先 | 日本精神科看護協会 |
詳細な情報がわかるURL | http://www.jpna.jp/ |
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