産休中の過ごし方
最初の1週間は何もせずに体を休める
何もせずにゆっくりと過ごし、出産に備えるということも1つの選択肢です。
看護師は産休に入る直前まで残業や夜勤をこなすなどハードな生活を送るケースが多いため、産休に入ってから初めの1週間は何もせずにゆっくりと体を休ませるというのも良いでしょう。
例えば、友人と会ってお喋りを楽しんだり、生まれて来る赤ちゃんのためにベビー用品を買い揃えたり、部屋の中を安全なように改装したりとゆっくりとかつ有意義に過ごす方法はいくらでもあります。
近場で旅行を楽しむ
出産予定日までまだ数週間ある場合には、近場の旅行を楽しむこともできます。赤ちゃんが生まれた後はお世話で忙しくなり、さらに職場復帰した後には育児と仕事で多忙な毎日を過ごすこととなります。
そのため、産休中は自分のやりたいことや赤ちゃんを迎えるための準備をしっかりと整えておくことが有意義に過ごすポイントとなるでしょう。
適度な運動をする
出産前はあまりダラダラと過ごさず、適度な運動をすることも大切です。看護師は仕事中体を動かすことが多いため、産休に入って体を動かさなくなってしまうと一気に体重が増加してしまうということがよくあります。
適度な運動を継続して行うことは楽な出産にも繋がるため、毎日意識して体を動かすようにすることが大事です。マタニティエクササイズやマタニティエアロビクスなどを実施しているジムやコミュニティセンターもあるため、利用してみると良いでしょう。
こういった場所では同じ妊婦の人たちと交流することができるため、職場を離れたことによって感じやすい社会からの疎外感なども解消することができます。
自宅での運動方法としては、床の拭き掃除やトイレ・お風呂掃除など屈んでする家事が楽な出産にも効果的とされています。自宅に階段がある場合には、息が上がらない程度の階段の上り下りも良いでしょう。家事をしながら運動不足が解消でき、楽な出産にもつながるため一石三鳥です。
新しい資格取得にチャレンジ
産休中に新しい資格取得を目指す場合には、看護師のスキルアップに繋がるカウンセリングやアロマ関係、栄養関連、介護の分野などがあげられます。高度で専門的な資格は取得までに時間がかかりますが、ちょっとした趣味程度の資格であれば数週間で取得可能なものもあります。
例えば、
- 美容外科や美容クリニックなどでの勤務に活用できるスキンケアアドバイザーの資格
- 個人経営の診療所・クリニックなど看護師にも事務の一部が任される職場で重宝されるメディカルクラーク(医療事務技能審査試験)
- 社会人として欠かせないPCスキルのマイクロソフトオフィススペシャリスト
- 高齢社会でのニーズが高まっている介護職員初任者(旧ホームヘルパー2級)
これらの資格は通信講座などで学習することができ、資格試験に合格することによって取得が可能です。
スキンケアアドバイザーについては通信講座を受講してレポートを提出するだけ、介護職員初任者(旧ホームヘルパー2級)については講習を受けるだけで資格を取得することができます。
資格取得に関わらず、看護師が産休中に学んでおくと職場で役立つスキルとしては手話や英会話などもあげられます。近年は外国人旅行者数の増加により、外国人が患者として病院を訪れる機会も多くなっているため、簡単な英会話力は看護師にも求められています。英会話スクールの短期講習や看護師向けの英語学習教材なども書店等で販売されているため、チェックしてみると良いでしょう。
ちょっとした英会話セミナーなどは、地域のコミュニティセンターでも開催がされています。住民であれば参加無料や1日から参加することも可能です。
産休中の学習は、無理なく楽しみながら行うことが大切です。
早めの行動が◎
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