山形大学では、大学本部のある山形県山形市小白川町1-4-12に健康管理センターがあります。

この他にも、米沢キャンパス、鶴岡キャンパスがあり、それぞれに医師、看護師、カウンセラーの配置があります。飯田キャンパスにおいては、カウンセラーのみが配置されています。

保健管理センターの看護師の役割は、学生と職員の健康管理と健康指導、保健管理センターの窓口対応、急病・受傷者の応急処置や応急処置後の医療機関紹介、学生や職員の健康診断業務、センター内での事務処理、センター内の職員・カウンセラー・医師への応対があります。

医療について、山形大学医学部付属病院と連携して各科の医師が、年に数回、健康相談に応じ、看護師はその場を共にし、医師と学生に応対する業務もあります。

山形大学の保健管理センターの看護師募集実績

最近の看護師求人は平成24年に行われ、短時間労働の非常勤雇用となっています。募集人数は1名で、小白川キャンパスに勤務する求人でした。

最長3年の更新で、休憩を除いて午前10時15分から午後5時の1日6時間勤務となり、給与は時給換算にて取り決めがあります。各種保険加入は可能です。

応募については履歴書と看護師免許証、自己アピールを提出します。書類選考の合格者に対してだけ、面接試験が行われます。

山形大学の看護師求人は複数のキャンパスがあり、それぞれに欠員が出た場合や、契約期間満了により看護職員の枠が空いた場合に行われるため、募集時期は不定期です。

安定的に、いつもあるものではありません。山形大学で保健管理センターへの勤務を希望する場合には自ら情報収集に努め、空き状況や募集状況をこまめに確認する必要があります。

最近の募集に関しても契約期間満了にともなう募集であったため、求人の空きは稀であることがわかります。

山形大学の保健管理センターに採用されるには

山形大学保健管理センターの採用条件として、看護師や保健師の国家資格に合格し、看護師業や保健師業に精通していることが条件に挙げられます。

単に、資格を有するというのではなく、看護、保健に関しての経験や実績、知識を保有することが条件です。そのため、自己PRが採用活動においては重要なポイントとなるでしょう。

大学の医務室や保健管理センターからの求人に対しては応募したい人が多くいますし、採用枠が若干名ということも多いため、かなりの難関です。

ほかの応募者とも比較される選考ですから、自分についてよく理解した上でキャリアや実績、看護活動に対する思いを素直に表現することで採用にも近づきます。山形大学は総合大学であって複数の学科があり、それぞれの学科において学生の志も異なりますから、そのあたりも理解する必要があります。

また、自然を対象とする学科もあるという特性を考慮して学生や研究者、教職員への健康や生活に配慮しつつ、かかわることができる旨をアピールすることができれば、採用への道も広がります。

そして、保健管理センターは医師やカウンセラー、事務員といったさまざまな職種のスタッフで組織されている職場です。ほかの職員ともうまくコミュニケーションをとり、協調しつつ業務を行うことも必要です。

身体の健康、心の健康をもとに学生や教職員が安心して勉学や研究に打ち込むことのできる環境づくりが求められています。

山形大学の基本データ

山形大学には人文学部、地域教育文化学部、理学部、医学部、工学部、農学部があり、学生数は10,000人を超えている総合大学です。

1949年に山形高等学校、山形師範学校、山形青年師範学校、米沢工業専門学校、山形県立農林専門学校が統合されて設立されました。

基礎教育に重点を置いていて、広い視野で物事を捉える力を養い、基礎から応用へ創造していく力や探究心、研究心を磨きます。山形の自然が豊かな環境で人間味にあふれる人材の育成が行われていて、恵まれた環境の中で自然の保護や保全に力を入れる心の教育もなされています。

主体的に地域へ貢献しようとする積極性を育み、地域から世界へ向けて発信することのできるものを見つけ、研究者として幅広く自分をアピールすることのできる力を身につけます。