東京学芸大学では本部のある小金井キャンパスに保健管理センターがあります。保健管理センターでは医師、カウンセラー、看護師が常駐しており、カウンセリングや精神神経科診療、内科診療、一般健康相談を学生や職員に対して行っています。

また、学生や職員が怪我や病気になった時の応急処置もそこで行います。年に1回4月に定期健康診断を行いますし、部活動の試合等で健康診断が必要な場合のクラブ健康診断も行っています。

東京学芸大学保健管理センターの看護師募集実績

保健管理センターには医師、看護師、保健師が常駐していますが、人員に欠員が出ない限り、求人が出ることはありません。ですから、職員の移動が多い4月か10月を目安に求人を常にチェックする必要があります。

大学の保健管理センターの仕事は、社会保険や手当が充実しており、休みも取りやすいことから人気があります。募集が始まったらすぐに終了することも多いので、気をつけてください。

東京学芸大学の保健管理センターに採用されるには

東京学芸大学の保健管理センターで働きたい場合は、小学校や中学校などの学校とは違い、養護教諭の免許は必要ありません。看護師としての免許があれば応募することができます。

東京学芸大学では保健センター内の医療関連書籍、血圧計や体重計の貸出を行っていますから、それらの書籍や器具の管理も看護師にとって大事な仕事の一つです。

また、年に数回、救命講習会や健康セミナーを行いますので、その手伝いをするのも看護師の仕事の一つとなります。

健康診断を行うときに、カードの入力などはパソコンで行うことになりますので、看護師の資格以外にワードやエクセルなど、ひと通りPCを扱えることが必要です。事前にある程度はPCについて学んでおきましょう。

東京学芸大学では学生に対するカウンセリングも行っています。一般的な健康相談は看護師が受けることが多いですから、学生が安心して話せるようにコミュニケーション能力も求められますし、学生の質問に対して答えをだすことが求められますので、内科一般、精神的な問題など、質問に答えられるだけの知識も必要です。

学生や職員が急な病気な怪我で倒れた場合の応急処置をすることもありますから、とっさの判断力と医師の支持に従っての早い処置も求められていますので、看護師の免許があれば働くことは出来るのですが、看護師の経験は長いほうが採用に有利です。

東京学芸大学の基本データ

東京学芸大学は1949年に創設された国立大学です。本部は東京都小金井市貫井北町四丁目1番1号にあります。

学部は教育学部しかありませんが、現在は教育系と教養系の2コースに別れ、2学部制のかたちをとっています。教養系は1988年に発足しました。

教育系は幼稚園、小学校、中学校、高等学校の教員養成を目的とし、教養系は教員免許の資格取得の義務はありません。

キャンパスは本部のある小金井キャンパスです。学生の数は、大学生5000名弱です。大学職員の数は付属学校の教員も合わせて約900名です。

教育面では、教育系の生徒には教員免許の資格取得が卒業の基準となってます。しかし、最近では教員だけでなくマスメディアに就職する学生の数も目立つようになりました。

教育系と教養系では、授与される学位が異なり、教育系であれば教育学の学資、教養系であれば教養学の学資が授与されます。

教育研究意外にもあらゆる研究分野から公開講座や講習会が一般向けにも開かれています。現在は司書教諭講習や発達障害相談も大学内で行われています。