看護留学の候補の中で、台湾という選択肢もあります。沖縄から少し行ったところが台湾ですから、日本人にとって滞在しやすいといえます。また昔から台湾は親日の人が多いと言われていますし、過ごしやすい環境でもあります。

しかし、台湾で看護留学と言われてもピンと来ないという人もいるかもしれません。しかし台湾は日本と比較して、何ら引けを取らないだけの医療環境が備わっているといえます。

実際台湾の病院で勤務したことのある人の意見を見てみると、台湾の病院の光景は日本のそれとほとんど見分けがつかないくらい同じだと言います。日本と比較して、医療水準も同レベルだと思いましょう。

そう考えると、医療や看護スキルを学ぶにあたって、十分すぎる環境であることがわかるでしょう。

台湾で看護留学をする人は、アジア圏で多いです。台湾に留学すればお分かりでしょうが、アジア系の学生の姿をしばしば見かけます。アジア系のいろいろな人たちを見かけることになるでしょう。

このいろいろな国の人たちと交流を持つことによって、自分の視野を広げることも可能です。アジアを中心としていろいろな国の友達を作ることで多様な価値観を身に着ければ、今後どこで勤務することになっても、きっとその経験が生かせるはずです。

教育環境に恵まれている

看護留学をして、世界の看護技術をもっと学びたいと思っている人は台湾に留学するのも有力な選択肢になります。

と言うのも台湾は医療分野の発展が、ここ最近顕著だからです。台湾護理学院という国立の大学や長庚大学をはじめとして名門大学がたくさんあり、自分に合った看護学校を見つけやすいです。

台湾の看護学校を見てみると、まずいろいろなレベルに応じたプログラムを用意しています。このため、皆さんの看護スキル・キャリアに見合った教育が受けられます。また診療科目をはじめとして、コースもいろいろと用意されています。

皆さんの中で留学したら、ある特定のことに関して集中的に勉強したいと思っている人もいるでしょう。自分の学びたいことが勉強できる学校が見つかるくらい、バリエーションが充実しています。

もし台湾に留学したければ、どこに留学するかを慎重に決めることです。自分の学びたいことが勉強できるか、教育水準がどのようになっているかなどを見て、自分にとって最良の選択肢を見つけましょう。

台湾で看護師資格を取得して仕事をする

台湾の看護師制度ですが、日本のそれと似通っています。

まず台湾にある看護学校を卒業して、国家試験の受験資格を得ます。そして試験を受けて、一定基準以上のスコアを獲得できれば看護師資格を取得できます。台湾の看護師資格を取得できれば当然、国内どこでも看護師として活動ができます。

台湾の看護師事情を見てみると、日本と似たり寄ったりで慢性的な看護スタッフの不足問題に悩まされています。このため、看護師として就職活動する場合、売り手市場の状態で推移しています。

もし台湾で看護師として就職したいと思っているのなら、待遇などの応募要項を確認して、自分の理想の職場に合致しているかどうか比較しましょう。

年間通じて安定した募集が出ているので、それほど慌てる必要はないです。日本でも看護師資格を持っていれば、食いっぱぐれはないでしょう。台湾でも安定した職業ということで、特に女性の間で高い人気があります。

台湾で看護留学をするのであれば、その後の就職も視野に入れてみると良いでしょう。ただし台湾で仕事をするためには、語学をある程度のレベルまでマスターしなければなりません。

当然台湾の場合中国語になりますが、北京語をベースにした言語が用いられます。ただし純粋に北京語と同一ではなく、ところどころ台湾ならではの言い回しがあります。

もし語学に自信がなければ、看護学校で勉強する前に語学学校に通って、ある程度会話できるレベルにまでしておくと安心です。