働いている女性にとって、育児休暇という制度はとてもありがたいものです。

勤務している病院によって規定はいろいろあるでしょうが、私の場合は産前産後に続けて子供の1歳の誕生月の前月まで育児休暇をもらいました。それまで忙しく仕事をしていたので、育児休暇中は思う存分子供と1日中接することが出来たのでとても貴重な時間でした。

特に初めての育児は何もわからず不安でいっぱいだったので、仕事のことを気にすることなくのんびり子育てに集中することが出来たのが良かったと思います。
1年間じっくり子供と向き合うことが出来たので、育児休暇が明けるときも気持ちの切り替えは割とすんなりできました。

育児休暇が明ける時には、やはり1年以上現場を離れてるので誰しも不安になると思いますが、勤務していた病院では1年間の育児休暇を取得することは普通に行われていたのでサポート体制がしっかりしていて安心して復職することが出来ました。

育児休暇が明ける前に、勤務先で看護部長との面談が行なわれ、育児について不安なことや復職にあたっての夫や実家など家族の協力体制の確認、今後の働き方の希望などの聞き取り調査がありました。それを踏まえて復職する勤務場所を考慮してもらえたので、安心して復職することが出来ました。

しかし、育児休暇が明けて復職すればもう特別扱いはありません!仕事人としての自覚を持ってきちんと仕事をしなければならないのは当然です。

なので仕事を続けるためには夫を始め、家族の協力が不可欠です。育児休暇中から職場復帰を見据えて協力してもらえる家族全員で育児に関わりスムーズな職場復帰を目指したいです。

看護師として仕事をしていると出産のために離職を考える人がいると思いますが、育児休暇制度がある職場でしたら是非その制度を活用して離職することなく看護師の仕事を続けてほしいと思います。

育児休暇を取得する人が多くなれば制度がもっと充実し、ますます看護師の地位向上になると思います。