看護師は長時間の立ち仕事なので、足が疲れやすく浮腫みに悩んでいる人は多いと思います。

職業病とも言えるかもしれませんが、足の浮腫みはひどくなると静脈瘤になることもありますのできちんとしたケアが必要です。

仕事中に出来るむくみ対策

ナースシューズの工夫

むくみ対策にはいろいろありますが、仕事中に履くナースシューズに気を付けることで足に負担がかかりにくくなります。

  • クッション性のあるインソールが入っている
  • 足裏に沿った凹凸があるもの
  • エアクッション入り

上記のようなナースシューズは、長時間履いていても疲れにくいようです。

しかし、中には病院指定のものしか履けない場合もあるようですので、その場合は別売りのインソールを使用するなどして工夫してみるといいでしょう。

ちょっとした時間にマッサージ

勤務時間中は忙しくて足のケアをする時間は取れないでしょうが、デスクに向かってカルテ記入をしたり資料整理をするほんの細切れ時間に、椅子に座って足首からふくらはぎに向けてマッサージをするように揉むだけでも血流が良くなりむくみ防止になります。

休憩室で休憩するときは、靴を脱いで足の指に力を入れて足の指をグー、パーと動かすことで足先の筋肉まで動かすことが出来るので、より血流が良くなりお勧めの運動です。

休憩中は足を高く挙げて休む

もし、夜勤の休憩時など横になれる時間がある時には、クッションなどに足を乗せて休むとむくみ解消にかなり効果があります。

弾性ストッキングの活用

市販のむくみ対策グッズを利用するのもとても有効です。ナース情報誌やカタログなどに紹介されていますが、いろいろな種類の着圧式の靴下やストッキングがありますので、勤務先の服装規定に合ったものを取り入れてるといいと思います。

生活習慣の改善

マッサージやむくみ対策グッズに頼らず、生活習慣やちょっとしたことに気を付けることでむくみにくい体質にすることも出来ます。

普段からウオーキングをしたり、適度な運動をすることで新陳代謝を促し血流を良くしたり、塩分を控えめにしてこまめに水分を取る習慣をつけることもむくみ予防に役立ちます。

生活習慣に気をつけたりマッサージやグッズを利用してむくみに悩まされることなく、仕事が出来るといいですね。