筑波大学保健センターは、学生及び教職員の健康管理、保健指導、教育指導、専門的調査などを専門的に行っています。内部は保健管理センター、学生相談室、そして以前までは文部科学省共済組合 筑波大学支部診療所が設置されていました。

保健管理センターでは、内科、整形外科、歯科を担当しています。学生相談室は精神科を担当し、カウンセラーによるカウンセリング、アドバイスを受けることができます。

筑波大学保健管理センターは、耐震改修工事を行うために、同じ筑波キャンパス内の体育・芸術エリアないるクラブハウスに機能を移転させていました。

工事が終わったため、2014年に元の大学会館エリアにある大学会館・外国語センターの傍へと戻ってきました。移転のため1週間ほど休診の状態が続き、無事終わったため、現在は通常どおりに機能を維持しています。

筑波大学保健管理センターの看護師募集実績

募集実績として、2011年11月9日、2012年9月27日、2012年12月6日にそれぞれ看護師または保健師を募集しています。

応募資格は看護師または保健師の資格を持っていること、募集をかけている診療科の臨床経験があることです。臨床経験は10年以内に、3年以上であることが条件とされています。

上記のとおり保健管理センターでは、内科、整形外科、歯科があり、それぞれの臨床経験が活かせます。募集も各診療科ごとに実施されています。

筑波大学の募集時期は特に定まっておらず、欠員が出るたびに募集されています。強いて言えば9月から12月、その年の後半にかけてが多いようです。

採用人数は、毎回1名、多くて2名です。求人が出されるのは、おおよそ2か月間、その間に1名採用されれば掲載が終了する仕組みです。

筑波大学の医務室に採用されるには

筑波大学で働く上で、必要な条件は看護師もしくは保健師の資格、そして各診療科における3年以上の臨床経験になります。

筑波大学は学生の数も職員の数も並大抵ではないため、扱う情報量はかなりものです。そのため仕事では本来の看護師、保健師の業務に加えて、学生や職員のデータを整理し、必要に応じて渡すことが求められるため、ワード、エクセルなど、最低限のパソコンスキルが求められます。

最近は看護師、保健師がパソコンを扱うのは当然という傾向が見られるために、別段負担に感じるほどの採用条件ではないでしょう。

また、60歳定年であるため、募集年齢は59歳以下です。履歴書には現在の職場からの紹介状、病院での臨床経験、他に大学や企業での似たような健康管理の経験があれば記し、パソコンスキルについて記述することとされています。

筑波大学の基本データ

筑波大学は、1987年に設立された東京師範学校を前身としている大学で、東京師範学校が東京教育大学と名前を変えて移転したことをきっかけに発足しました。

当初は筑波学園都市への移転を考えていたものの、さまざまな問題により元の東京教育大学を母体にし、1973年に新たな大学として創られたのです。本部は茨城県つくば市天王台一丁目1番1号にあります。

筑波キャンパスと東京キャンパスの2つに分けられ、筑波キャンパスは国内第2位の広さを誇ります。

学生は9,778名、役員・職員は4,718名です。学部を学群、学類、専門学群で扱っていて、人文・文化学群、理工学群、社会・国際学群、情報学群、人間学群、医学群、晴明環境学群、体育専門学群、芸術専門学群の9学部で構成されています。

学群とは、学部段階の学生に教育を行う組織のことで、その下に学類が置かれていて、学生は学類に所属します。この編成は過去に他大学と比べて分かりづらいという不平があったため、再編された後のものになります。

大学の目標として、常に時代を先駆ける大学を目指し、活力があり、国際競争力をつける大学づくりを目指しています。特色として産学連携活動に力を入れている点が挙げられ、筑波大学発のベンチャー企業の数は日本国内では3位となっています。