南山大学の保健室の看護師募集実績

2012年12月に瀬戸キャンパスで1人の看護師を募集する求人が出されていて、採用試験としては面接と筆記試験が実施されています。求人は11月から12月にかけて行われるケースが、多くなっています。

一般的に大学の保健室では看護師のほかに保健師の免許を持っていることも求められるところ、看護師と准看護師の資格だけでも応募することができ応募にあたっては履歴書と職務経歴書のほか看護師免許証の写しが求められました。

勤務時間は午前9時30分から午後5時半までとなっていて土曜日と日曜日、祝日は休日です。給料については経験などに応じて、152,300円から187,100円までの月給が決定されています。

学生や教職員へ向けて健康相談のほか病気やケガがあった際には応急処置、また定期健康診断などを実施しています。学生相談室においては、学生が持っているさまざまな悩みの相談に対応します。

名古屋キャンパスと瀬戸キャンパスの2ヶ所に設置されていて精神科医がこころの相談に精神保健相談として応じていて、相談窓口では障がを持っている学生のサポートも行われています。

健康と関係する本やパンフレットといった資料のほか血圧計や体脂肪計なども置かれていることから、健康管理意識が高い学生は毎日訪れるなどしています。

南山大学の保健室に採用されるには

看護師か准看護師の免許を持っていることは当然ですが、具体的な経験年数についてはふれられてはいません。ただ、実際に勤務した職務経験は必要とされていて、精神科で勤務した経験があればさらに良いとされています。

南山大学では精神科専門医が室長を担当していることもあって、メンタルヘルスケアには特に力が入れられています。関連する知識や技術があれば、採用選考にあたってプラスになります。

また、仕事の内容として健康保健管理にかかわる事務業務も含まれているため、事務作業に関するスキルも必要です。

電子メールを介しての健康相談や健康情報の発信といったことを行う場合もありますからワードやエクセルも含め、最低限パソコンの基本操作をすることは必要とされます。

さらに、南山大学には中国や韓国などといった諸外国からやって来て学んでいる留学生が多く在籍していますから、必須ということではありませんがある程度の意思疎通をすることのできる語学力があれば理想的です。

世界の共通語ということで考えると、英会話のスキルが身についていれば十分に役立てることができます。

南山大学の基本データ

カトリックの修道会が母体となっていて南山中学校、南山外国語専門学校がそれぞれ前身となって1949年に私立大学として設立されました。

中部地方においてはただ1校のカトリック系ミッションスクールであり、キリスト教の世界観にもとづいた学校教育ということで人間の尊厳について重要視さています。

本部が置かれている名古屋キャンパスのほか、瀬戸キャンパスもあります。ただ2017年までには新棟が名古屋キャンパス内であらたにつくられ、すべての学部と学科を統合することになっています。

学生は全部で9,481人が在籍していて、合計327人の教職員はそのうち63人が外国人教員です。学部については人文学部や外国語学部に加えて経済学部のほか経営学部と法学部、総合政策学部そして理工学部が設置されています。