20代 女性

新卒で消化器外科病棟に配属され、2年目になります。

消化器外科病棟では、幅広い看護の知識や技術が求められることが多く、まだまだ学ばなくてはならないことがたくさんあり日々仕事と勉強の毎日です。消化器外科病棟での仕事内容は、おもに入院患者さんの日常的な看護を行うことで、手術を受ける患者がさんが多い科となるためオペ出し、オペ後の観察など場合によってはとにかく慌ただしく、忙しい現場です。

日々の業務をこなしながら新しく導入された医療機器に関する知識や技術なども身につけて行かなくてはならないため、毎日はあっという間に過ぎて行きます。

私は現在、看護師寮で生活をしていますが、寮に戻ってからも勉強は欠かせません。もちろん夜勤もあるため、体のコンディションを整えることにも気を使い、最近はようやく自分なりの生活パターンでコントロールができるようになったという感じです。

1年目から消化器外科病棟へ配属されたことは試練の連続でしたが、今では非常にやりがいが感じられ将来的にもっともっとスキルアップを目指したいと考えています。


30代 女性

内科病棟に勤務して5年目になります。この病院では高齢の入院患者が非常に多く、私の勤務する病棟でも半数以上が70歳以上の高齢者で、自分で体を動かすことが難しく気持ちを伝えることも困難という方が多くおられます。

そのため、他の病棟と比べても声掛けや細やかな気配りなど、患者さんに対する配慮がより多く求められるように感じます。

私のいる内科病棟では、患者さんに安心感を与え、安全にケアを提供することができるよう指先に愛をこめるといった教育が行われています。

指差しをしながら点滴や酸素のチューブなどが正しく接続されているかを確認し、「よし」と言って患者さんにも安全であるということを認識させるほか、医療事故の防止に努めています。

初めは指差しを忘れることも多かったですが、慣れれば自然と、口と指が一緒に反応するようになりました。患者さんにもわかりやすいと好評です。ただし時折、慣れから人も指で指してしまうことがあるため気をつけるようにしています。


40代 女性

10年ほど前から小児科病棟に勤務しています。もともと子ども好きで小児科で働くことに興味があったのですが、以前勤務していた病院の小児科は、看護師に人気が高く、配属願いを出しても配属されるのが困難でした。

そのため、看護師専門の転職サイトに登録をして、小児科病棟で欠員が出た際にすぐに知らせてもらったことによって、今の病院へと転職することができました。

小児科病棟での勤務は、もちろん子ども好きというだけで務まるものではありませんが、子どもに対する理解が深いということは絶対条件であるように感じます。子どもは精神面が未発達であるため、感情の起伏が激しく、かんしゃくを起こしたりすんなりと検査に応じてくれないということが多々あります。

そのため日頃からコミュニケーションを取って、1人ひとりの子どもへの理解を深めるということが重要となって来ます。ですから子ども好きでなければ、務まらないと言えるかもしれません。

小児科病棟は、子どもの苦しむ姿を見るなど辛いことも多いですが、病気が回復して元気に退院する際の笑顔を見るととてもやりがいを感じることができます。


50代 女性

整形外科病棟で、師長をしています。病院の中でも比較的落ち着いた病棟ではありますが、緊急入院や緊急手術などが重なる際には、非常に忙しくなります。

限られた人数の中でやりくりをするのは本当に大変ですが、看護師たちはとても熱心に仕事をこなしてくれて、患者さんたちからも感謝の声を多くいただいています。

私自身、師長としてはまだまだ至らない部分も多いのですが、部下に恵まれたことには本当に感謝しています。彼女たちがステップアップできるよう、心から協力したいと考えています。