最近は病院にも国際化の波が来ていて時々外国人の患者さんに遭遇するときもあります。

外国人でも長く日本に住んでいて日本語が少しわかる患者さんならいいですが、来日して日が浅かったりして全く日本語が話せない人だとちょっと大変ですね。

それでも英語が話せる人ならこちらもたどたどしいながらも何とか英語で話が出来ますよね。英語以外だと特定の言語が話せる人がいないと全くお手上げになってしまいます。

以前勤務していた病院に中学生の時に親の仕事の都合でカナダに2年間住んだことのある看護師がいて外国人の患者さんが来た時にとても重宝されていました。もっとも彼女も話せるのは英語だったのでそのほかの言語しか話せない人はダメでしたけど。

患者さんも病気やけがをしてただでさえ体も辛く心細く思っているところにちゃんと自分と話が出来る人がいるととても安心できますよね。

言葉が通じないと症状もうまく伝えられないしきちんと適切な治療さえ受けられないかもしれないのでやっぱり言葉は重要です。

でも病院には英語以外の言語しか話せない人もいますのでそんな時は趣味で語学を勉強している人に助けてもらうことがあります。探せばいるんですよ意外に。

フランス語やスペイン語、中国語、韓国語などを勉強している人って。そんな人にちょっと通訳みたいなことをして手伝ってもらうと本当に助かるんですよね。

実は私も趣味で韓国語教室に通っていて日常会話程度なら韓国語が話せます。ごくたまにあまり日本語が話せない韓国人の患者さんがいるとこちらも片言の韓国語ですが通訳の真似事みたいなことをします。

患者さんの母国語で話しかけると患者さんが本当に安心した顔をするんです。そんな時言葉のコミュニケーションの大切さをしみじみ感じます。

これからますます外国人の患者さんが増えるでしょうから私達看護師も最低英語くらいは少しは話せるようにしておきたいところですね。外国語がスラスラ話せる看護師って素敵ですよね。