とある医療機関で、個人情報流出のニュースがありました。USBメモリを紛失したことにより、情報流出したようです。

われわれ医療職者や、働く女性、大人のみならず子供たちもパソコンやスマートフォンなどのWeb環境を使う時代です。

医療界では、カルテの使用、委員会や報告書等のパソコン、AO機器の使用、オフィスでは、もちろんパソコンが手放せません。

小さなものになっている為、メモリ機能のあるものを無くすこともあるでしょう。

知らないうちに、自分の情報が自分の端末を介して情報拡散したり、友人や知人の端末、職場や医療機関、自分の関わる機関から勝手に情報が流れている事もあります。

情報管理について考えたことがありますか?情報管理について深く知り、自分の身は自分で守れるよう知識を持っておきましょう。

個人情報の管理

個人で出来る対策として、スマートフォンやパソコンにでのセキュリティ設定があります。

セキュリティを強化し、自分に必要な情報を選択し、それだけが入ってくるようにすることで、必要外の情報を得ないようにすることが出来ます。

また、そうする事で有害サイトにアクセスする事を阻止できます。「安全なサイトではありません、アクセスしますか?」と表示されるソフトもあります。

この他にも、登録サイトなどに安易に登録しないと言う事が挙げられます。キャンペーンや格安、ポイント増量などと消費者を誘い、多くのサイトが登録を呼びかけます。

しかし、このようなサイトに登録するのは構いませんが、登録する事でそこに自分の情報が書き込まれます。そのサイトや企業がUSB紛失若しくは、WEBハッキング等あった時、自分の情報は不可抗力的に流れることがあります。

それを阻止するためにも、必要外のサイトには登録しないことが大切な心掛けです。

また、自宅に送られてくる送付物や、自分の住所等を記載いされた書きものの処理は、どのようにしていますか?シュレッダーなどで細かくしたり、裁断して捨てることをしていますか?

怖い事件や事故があります。人のゴミを探るような人もいます。特に女性のゴミとなれば、標的になることがあります。

自分の情報を守る、他に知らせない為にも、郵便物や個人情報が記載された物の廃棄には注意が必要です。

そして、疑いたくはありいませんが、自分の身近な人が、自分の情報を流出している事があります。インスタグラムやツイッター等を介して、個人情報や位置情報などが勝手に流出する時代です。

友人の更新したブログを介して自分の情報が出回っているかもしれないという考えも持っておく必要があります。

現代の女性は、パソコンと向き合う事が多いです。事務仕事では、仕事上パソコンを使いますし、医療機関でも電子カルテを使用します。

スケジュール管理をパソコンで行ったり、もちろんUSBとパソコンを持って営業をするような女性もいるでしょう。

私は大丈夫とおもって、パソコンや情報管理をする姿勢が流出や事件を引き起こします。

パスワードは定期的に変えたり、セキュリティ状況のチェックは必要です。また、自分の取り扱いパソコン、WEB機器は感染していないか、作動状況は大丈夫かなど、使用前に確認しておくことも必要です。

医療機関における情報管理

看護師も、常に情報の危険と隣り合わせです。

電子カルテ、個人情報、USBの取り扱い、同意書の取り扱いなど公にしてはならない情報を多く取り扱います。

パスワードの設定をしたり、セキュリティソフトを使用したりしていますが、自宅と病院で持ち運ぶこともあり、無くなったり、どこにやったかわからない事もあります。

また、医療機関で作業していた事を、家でしようと持ち帰った時、自宅のパソコンがハッキングされて情報流出してしまう事があります。

これも自己責任で、病院とその情報流出にかかる人や物に迷惑をかけます。定期的なパソコン環境の調整と設定、パスワードの変更をしましょう。

そして、USBなどの取り扱いについて、もう一度認識を深め、どこに、いつ、どうやって置いた、管理したと確実に言えるように管理しておきましょう。

まとめ

情報流出は、自分自身の問題でもありますが、働く職場での情報を自分が意図せず、流してしまった場合、処罰対象となるだけでなく、その企業の損失や信頼失墜となってしまう事態です。

このようなことが無いように、情報管理について働く人々の認識は必要とされています。

仕事に関わらず、取り扱いやすいとされるパソコンや端末のデメリットも理解し、正しい取り扱い知識が必要です。

今一度、自分の情報を取り扱う際の心構えを考え直し、自分自身の情報を守り、自分に関わる私生活や仕事上の情報管理について考え直す機会を持ちましょう。