この記事があなたの目に付いたということは、少しでも整形外科の看護師に興味があるのではないでしょうか?
でも、整形外科の看護師って実際どんなことをしてるのかわからない。とか整形外科って大変そう。とか整形外科の看護師として就職することに大きな不安を感じてはいませんか?
この記事では、整形外科の看護師がどのような仕事をしているのか、整形外科という職場はどのような職場なのかをわかりやすく記載していきます。
あなたの転職の参考にしてもらえると幸いです。
1.整形外科とはどのような場所?
整形外科と聞いて、まず第一に思い浮かべるのは骨折だと思います。骨とは解剖生理学で言う骨格系と言う体を支える働きを担う場所です。
しかし、この骨は人体で200以上もあります。その為、全てが整形外科の領域ではありません。鼻は耳鼻科、口腔内は口腔外科など様々な診療科が分担しています。では、整形外科が担う役割とはどのようなものでしょうか?
整形外科とは、運動器に関する診療科になります。
昔、整形外科が世界で初めて考え出された際は、子供の体の変形などを予防したり治療矯正を行ったりする学問として考えられました。
そこから広く運動器を診療する学問へと確立されていきました。現代の整形外科とは、疾患などにより失われた運動機能の外科的再建とリハビリテーションによる機能回復を主な診療領域として発展しています。
ここまで難しく説明しましたが、簡単に整形外科を説明すると、何らかの理由で体を動かす機能に問題がある患者さんを治療するのが整形外科になります。
そのため、整形外科は骨だけでなく、筋肉、関節、靭帯など体を動かすために必要な人間の機能に関する問題は整形外科で担当しています。
2.整形外科病棟と整形外科外来で業務の違いは?
整形外科で勤務すると言っても、整形外科の病棟で勤務するのか、整形外科の外来で勤務するのかによって、業務内容・患者の状態は変わってきます。
まず、整形外科病棟での勤務について説明します。
①整形外科病棟での業務
整形外科病棟で看護する患者は、急性期からリハビリ(回復)期まで全ての健康段階をカバーします。また、骨腫瘍なども整形外科で診療している場合は終末期も含まれますし、リウマチなど慢性期の健康段階も含めます。
整形外科病棟の特徴として、患者によってADLの差が大きいことです。理由として、スポーツ傷害などで入院するような若年層から認知機能の低下などで転倒し受傷するような後期高齢者まで様々な年代の患者を治療するためです。
その為、個別性に合わせた看護計画やケアプランの立案が必要になります。また、前章でも伝えたように機能回復が目的の診療科ですので、患者の機能回復を優先させた関わりが必要になります。
しかし、ここで問題になるのが、上記した患者の健康段階によって、機能回復を目的として関わるのか、機能維持を目的として関わるのか、緩和を目的として関わるのかと言った、治療・看護の目的に違いが出てきます。
その為、患者の目指す最終目標と医療者が考える最終目標をしっかりすり合わせた治療方針でないと、納得の行く治療ができないこともあります。
例えば、機能回復の患者なら積極的な治療とリハビリの促し、機能維持ならADL。QOLを考えた生活指導やリハビリの実施、緩和が目的ならQOLを優先した関わりなど、全てに対応していく必要があります。
具体的な業務の内容として、日常の患者のケア(整容介助、食事介助、更衣介助、移動介助、排泄介助など)、バイタル管理、点滴・ルート・投薬管理、創傷処置が日常の業務になります。
そこに加えて、入院対応、手術出し・回診などの治療対応、急変・トラブル時の緊急対応を行います。その中で看護計画の立案・見直し、看護記録の記載、医師など多職種との報連相などを行っていきます。
業務の内容としては他科とそんなに違いがないと思います。しかし、整形ならではの特殊な処置や幅広い健康段階などにより、アセスメント能力や対応力の求められる環境と言えるでしょう。
②整形外科外来での業務
整形外科外来は病棟と比較し、その前後の患者が受診します。受傷直後の超急性期、在宅治療中又は退院後の回復期・慢性期などが外来診療の対象となります。
外来での業務は、医師の診察の介助が主な業務となります。その他、入院や手術について患者に説明したり、外来で行われる治療があれば実施もします。
3.整形外科クリニックと総合病院の整形外科の違いは?
①クリニックと病院の業務の違い
クリニックは基本的に外来診療を主な目的としています。
入院させる患者も基本的には短期間の入院または軽度な疾患の入院に限り入院することとなるため比較的総合病院などと比べると業務内容は楽な物になります。
しかし、外来診療と病棟業務をどちらもしなければならない場合もあり、そういった面では二種類の業務を行う必要があります。
病院も規模が大きくない個人病院なら上記したクリニックとさほど業務内容に違いはありません。クリニック、個人病院共、重症や手術が必要な患者などは設備が整っている大きな病院に対して紹介を行います。
受診してくる患者は腰痛や打ち身、捻挫などの怪我が多いです。また、総合病院から退院し、その後の経過を近隣のクリニックや個人病院で診てもらうという患者もいます。そ
総合病院などの大型の病院は、業務が多くなります。上記の整形外科病棟の業務又は整形外科外来の業務を行います。
基本的にすべての業務を行わなければならず、患者の疾患も上記したような怪我などから開放骨折、骨腫瘍など様々です。それぞれの疾患に対して必要な処置を業務として行います。
②求人内容の違い
クリニックや個人病院などは経営者が給料を設定しています。基本的には看護師に強い発言権は無いため、かなり安い給料になります。
都心の求人でも手当てがついて20万程度、地方の求人だと16万程度の物もあります。
また、雇用形態としてパート・非常勤の雇用も多く、正社員としての求人が大型の病院とくらべて少ないのも特徴です。
総合病院や大学病院などの大型の病院では、看護部として看護師の発言権が比較的強い所が多いです。そのため、経営者と給料交渉を行い、比較的高い給料になります。
都心では約30万に手当てがつくなどクリニックに比べると給料が跳ね上がります。
4.クリニック又は総合病院に就職するためには?
①求人の確認
クリニック・病院共ハロワーク・看護師転職サイトなどの紹介、独自HPに掲載された求人からの応募などの方法から面接・採用試験等を受けて入社となります。
②志望動機の例
『現在、日本は高齢化の進行により、運動器に疾患や障害をもつ患者さんも増加して行くと考えています。
そのため、地域住人のQOLの維持向上といったことが今後の医療で大事なことだと考えています。
貴院は地域住人からの信頼も厚く、私が理想とするQOLの維持向上につながる医療・看護を提供していると認識しているため志望させていただきました。』
『私は、整形外科にて患者様の個別性に合わせた看護を実践していきたいと考えています。
貴院は急性期から慢性期、回復期、終末期まで全ての健康段階の整形疾患を患った患者様を診療しており、私が行いたい個別性に合わせた看護を行うのに適している病院だと感じました。
また、医師、リハビリ科、栄養科など様々な職種が自身の出来ることで患者様に還元するよう努力している姿に感銘を受け、貴院の整形外科にて勤務したいと考え、志望しました。』
上記はあくまで一例であり、この内容が完全な物ではありません。それぞれの病院が持っている病院理念や治療方針などその病院がどのような病院なのか、その病院で自分が何をしたいのかをしっかり相手に伝えるようにしましょう。
③整形外科の求人を選ぶ時に気をつけたいことは?
自身がどのような病院で働きたいかが一番重要です。ただ、入院患者を見る病院であればクリニックでも総合病院でも夜間の診療体制がしっかりしている病院を選びましょう。
理由は、入院患者が何らかの原因で外傷などを負った際に対応してもらうことができない病院は、その後の訴訟問題などにも発展しかねません。
特に整形外科は受傷後自分で動けなくなる患者も多くこういった事故が起きやすい診療科です。自分の身を守るためにもしっかりと確認しておきましょう。
このことを求人に記載している病院はほとんどないため、求人を見て面接や見学に行った病院に夜間の診療体制について質問して確認しましょう。
⑤整形外科で働くならクリニッック?総合病院?
個人的には総合病院をオススメします。
理由として、整形外科について学ぶなら総合病院などの大きな病院でないと、出会える疾患、出会える処置などに限界があります。
また、整形外科で働く一番の意義として受傷時から回復期までを流れで見ることができることです。クリニックでは基本的に慢性疾患の対応や緊急度の低い患者が対象となるので、この流れを見る機会がほとんどありません。そのため、総合病院をオススメします。
5.整形外科で働く上で勉強しておきたいこと
①整形外科の主な疾患
大腿骨頸部骨折は一般でも有名な骨折の一つです。この骨折は大腿骨の近位端にある頸部が折れる骨折です。
分類として、大腿骨骨頭下骨折、大腿骨中間部骨折、大腿骨転子間骨折、大腿骨転子貫通骨折に分類できます。この中で前者二つを内側骨折と言い、狭い意味での大腿骨頸部骨折として診断されます。
後者の二つは外側骨折と言い狭い意味で大腿骨転子部骨折として診断されるため、次項にて説明します。
この骨折の主な受傷原因として高齢者の転倒によるものが多いです。
症状としては、受傷後に起立不能になり、下肢の疼痛、短縮などが見られます。腫脹に関しては、関節包内骨折のため、軽度に留まります。
骨折後の骨の転移方向により、内転骨折と外転骨折の二つに分類されますが、内転骨折となるのは、骨頭下骨折の一部のみなので、ほとんどの場合外転骨折だと認識して問題ありません。
治療として、この内側骨折の治療は難しいと言われています。その理由として、関節包内の骨折のため整復が難しいこと、骨頭への血流障害などが起きやすく、偽関節や大腿骨骨頭壊死などが起きる可能性があるためです。
外転骨折ならば保存療法でも癒合する可能性はありますが、内転骨折の場合は特に骨癒合が難しいため、人工骨頭置換術や全人工股関節置換術を行う場合が多くなります。
大腿骨転子部骨折は上記した外側骨折である転子部の骨折です。
大腿骨転子部骨折は血流が豊富なため、骨折時に骨から多くの出血が見られます。その為大腿骨頸部骨折に比べて大きく腫れ上がります。
治療として、外側骨折は血流が豊富なため、骨癒合は良好です。そのため、観血的整復内固定術が行われます。近年コンプレッション-ヒップ-スクリュー(CHS)やエンダー釘固定術などが用いられます。
この骨折も高齢者に多い骨折で、転倒した際に手をつく事で起きる骨折です。
骨折により、折れた骨が手の甲側に転移(コーレス骨折)することが多く、この状態の手をフォーク背状変形と呼びます。
小児の場合は徒手整復にて移動した骨を元の位置に戻し、ギブスにて固定し骨癒合を待ちますが、成人の場合は手術にてプレート固定術を行います。
腰椎圧迫骨折は転倒し、尻もちをついた際に起こる骨折として有名ですが、骨がもろくなってきたら自分の重さに耐えきれず、何もしていないのに潰れてしまっていることもあります。
治療としてはコルセットを用いて骨への負担を減らしながら骨を丈夫にする薬を用いて治療します。状態によっては手術を行う場合もあります。
下肢にあるアキレス腱がスポーツなどの大きな力が加わった際に断裂してしまう疾患です。この疾患は比較的若い年代に多い疾患になります。
断裂後は尖足状態で保持し、手術を行い縫合します。その後は尖足状態でのギブズ固定と段階的なリハビリを行います。
上記の疾患は整形外科での勤務を行うなら避けることはできない疾患です。看護学生時代の知識では全く足りません。しっかりと病態生理・治療・リハビリ・予後について自己学習してから整形外科の業務を始めるほうがいいでしょう。
②整形外科の主な治療
整形外科の主な治療方法として、以下の物があります。
手術療法は骨折や健の断裂などの場合に行われます。
手術療法の利点として、受傷後からリハビリ開始までの期間が短いことです。
手術により固定することで通常なら何ヶ月もかかって固まる骨をすぐに固定することができます。そのため早期のリハビリが可能になり、早期離床・早期退院につなげることができます。
早期離床が行えるため廃用症候群の予防などにも効果があるため高齢者なども積極的に手術療法を実施します。
手術療法の欠点として、手術による疼痛、合併症のリスクがあることです。
術後疼痛などによりリハビリを積極的に行わない患者なども居るためしっかりとした看護計画のもとリハビリの促進を行う必要があります。
鎖骨骨折などで転移などがない場合など、保存的に様子を見て骨癒合や治癒を待つ治療です。これは手術を事に大きなメリットが無い場合や手術が行えない状態の場合に行われます。
整形外科特有の言葉になりますが、保存療法として医師からRICEと言う指示が出ます。この指示は他の診療科ではほとんど聞かない言葉だと思われます。
RICEとはそれぞれR(Rest=休息、安静)、I(Iec、Icing=アイシング、冷却)、C(Compression=圧迫、圧迫包帯、止血)、E(Elevation=挙上、患部を高くする)と言う言葉の略語です。
このRICEは応急処置としても行われており、早急に状態を復帰させるために実施します。Restは、患部に負担をかけないようにすることです。これにより、症状の悪化や進行を防ぎます。
Iceは、患部・患部周辺を冷やす事です。直接患部を冷却するのではなく、次項の圧迫の上から冷やします。冷却することにより、血管を縮まらせ、内出血や腫れの進行を抑えたり、消炎・鎮痛効果があります。ただ、凍傷には注意が必要です。
Compressionは、患部を圧迫します。打撲や捻挫により、見えない内部組織が損傷している場合、内部で腫れや出血が進行し、痛みや腫れの増強や回復の遅れなどを起こす可能性があるため、圧迫し、内部の出血などを留めるためにおこないます。
Elevationは患部を心臓と同じかそれよりやや高く上げることです。心臓より下に患部の位置があると、患部に血流が流れていくため、痛みや腫れの原因になります。そのため、患部を心臓より高くすることで痛みや腫れの進行を緩和させることができます。
関節リュウマチや神経因性腰痛などに対し、痛みや症状の緩和などを目的に行われたり、受傷後や術後の疼痛の管理などに投薬を行います。
また、骨粗鬆症の高齢者に対しては、骨密度を高くするための薬剤を投薬します。
リハビリ療法は術前後から開始します。患者のADLのの保持増進やQOLの保持増進が目的になります。
詳しい内容に関しては次項で記載します。
リハビリには理学療法・作業療法・言語療法など複数の種類がありますが、整形外科が主に行うリハビリは理学療法と作業療法になります。
理学療法では、体を支え動かす機能を保持増進します。具体的には、立つ、歩く、座ると言った動作になります。また、寝たきりの患者などは、手足を動かすことで廃用症候群の予防やベッド上での体動を行うための筋力の保持増進などを領域にしています。
一方作業療法は日常生活に必要な作業動作を保持増進しています。
動作としては、持つ、つまむ、持ち上げる、投げるなどや扉を開ける、物をひっくり返す、穴に入れるなどの細かい動作になります。把持性、巧緻性と言った能力の向上を行うのがこの作業療法になります。
整形外科看護師が知っておかなければならない専門用語
アンプタ(AMP):切断の事(下肢を切断することを下肢をアンプタするといいます。)
M:MRSAの事(マルサのこと)
エピ:硬膜外麻酔の事(エピでオペ予定と言われたら硬膜外麻酔だと判断しましょう。医師によっては硬膜外麻酔持続チューブのことをエピと呼ぶ人もいます。)
感染症セット:手術前に行う感染症に関する検査一式の事(内容に関しては医師ごとに多少の違いがある)
ルンバール:腰椎麻酔の事(ルンバールでオペ予定と言われたら腰椎麻酔だと判断しましょう。)
compartment syndrome:コンパートメント症候群の事
ACL:前十字靭帯の事
abd:外転の事
add:内転の事
AE:上腕の事(AE-AMPなら上腕切断)
AK:大腿の事(AK-AMPなら大腿切断)
ALL:全縦靭帯の事
ATR:アキレス腱反射の事
BE:前腕の事(BE-AMPなら前腕切断)
BK:下腿の事(BK-AMPなら下腿切断)
BMD:骨密度の事
BHP:人工骨頭置換術の事
CDH:頚椎椎間板ヘルニアの事
CHS:コンプレッション-ヒップ-スクリューの事(CHSでオペなら治療法がコンプレッション-ヒップ-スクリューを使用したネイルプレート法だと判断)
CPM:持続的他動運動の事(リハビリの一種)
CTS:手根管症候群の事
DIP:遠位指節間関節の事
DTR:深部腱反射の事
Dx.:脱臼の事
Fx.:骨折の事
IP:指節間関節の事
LBP:腰痛の事
LCL:外側側副靭帯の事
LDH:腰椎椎間板ヘルニアの事
MCL:内側側副靭帯の事
MMT:徒手筋力テストの事
MP:中手指節関節の事
OA:変形性膝関節症の事
OP:骨粗鬆症の事
ORIF:観血的整復固定術の事
PCL:後十字靭帯の事
PE:肺塞栓症の事
PIP:近位指節間関節の事
PO:義肢装具士の事
PTE:肺血栓塞栓症の事
PTR:膝蓋腱反射の事
RA:リウマチの事
ROM:関節可動域の事
THA:人工股関節全置換術の事
TKA:人工膝関節全置換術
UKA:単顆置換型人工膝関節置換術の事
W/C:車椅子の事
上記の言葉は最低限言われたときに判断出来るようになりましょう。
医師のカルテにもORIFにてCHS実施(観血的整復固定術にてコンプレッション-ヒップ-スクリューを実施)やPEに注意(肺塞栓症に注意)、THA後疼痛↑(人工股関節全置換術後疼痛が悪化)など略語を使用して記載します。
そのため、最低限の整形専門用語が理解できないとカルテも読めず、何を看護していいかも理解できない事になるので注意が必要です。
6.整形外科の注意点
整形外科の看護師として就職した場合は患者が辛いと言ってもリハビリをすすめる強い心が必要になります。
患者が痛かっているから今日は休ませてあげようと言った考えは他の診療科では見られますが、整形外科ではあまり良い考えではありません。
痛いならどのようにしてリハビリを促すか、どのようなリハビリ内容にするかをしっかりアセスメントして対応する必要があります。
また、整形外科は高齢者の患者が多く、自立度の低い患者も多いです。その為、終末期病棟や療養病棟と同程度のケアを実施しなければならないため、かなりの重労働になります。
看護師の方が腰、肩、膝などを痛めることもよくありますので、ボディーメカニクスをしっかり活用し、自身の体の保護を念頭に入れて毎日のケアを実施しましょう。
7.整形外科のこれから
整形外科は上記したように若年者から高齢者まで様々な発達段階や健康段階の患者がいますが今後は、患者の高齢化が進んできます。
その為、より治療・リハビリに対して問題が生じたり、退院に向けての活動が重要になります。
また、高齢化が進むに連れて認知症患者の増加も視野に入れなければなりません。病棟入院患者の7割が認知症患者と言う時代も来る可能性があります。
そうなると、整形外科だけの知識だけでなく、精神科の認知症看護の知識も重要になります。入院中の転倒による受傷などの医療事故と呼ばれかねない事案も多く発生することでしょう。
そういった変化を念頭に入れて今後の看護を実施ていく必要があります。
早めの行動が◎
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