皆さんは看護師になろうと決めたきっかけはどんなものでしたか?
私は、直感的に手に職をと思いました。
打算的と言えばそれまでですが、安定した収入を求めたかったのと、自分で納得hしながら働きたかったのです。
そのため、就職後も納得のいく職場に巡り合うまでとことん悩み続けました。
皆さんは、どのようなことに悩んでいらっしゃいますか?
辞めたいと考えるほど、何かに不満やつらさを感じているなら、次の転職先を探してみませんか。
ここでは耳鼻咽喉科で働く皆さんのお悩み別のおススメ転職先をご紹介したいと思います。
悩んでいるならこんな転職先があります!
耳鼻咽喉科といえば、こんな悩みをよく耳にします。
皆さんが惹かれる転職先はありますか?
侵襲的な処置が合わないと感じるなら内科へ
施設の規模にもよる話ですが、手術などをバンバン行う大規模な施設と、地域に根差したクリニックでは、対象とする疾患もことなります。
このお悩みは、大型の病院に勤務している看護師さん向けのものになります。
耳鼻咽喉科で手術を受けにやってくる患者さんは、顔周りの癌や、潰瘍などの治療が大半を占めると思います。
時には、中には食道再建手術のために、外科と耳鼻科が共同で手術をすることもあります。
いずれにしても、外科と大きく違う部分にストレスを感じ、辞めたいと思っていませんか?
具体的には、開腹し、体の内部に処置をして、閉創してしまえば外見ではわからない消化器系の手術とは異なり、耳鼻咽喉科の手術は、外、つまり体表に治療の様子がはっきりと表れるものなので、痛々しさが他の比ではないですよね。
そして顔周りの浸出液は特に多いため、ガーゼ交換一つ取っても、抵抗を感じる人は多いのではないでしょうか。
そんなお悩みを抱えていませんか?
もし悩んでいる人がいたら、内科に転職するのが良いと思います。
というのも、ご想像のとおり内科は手術をしません。
そのため、侵襲的な処置を行う場面に遭遇することもないと考えて良いからです。
とても単純な転職先の決め方に聞こえるかもしれませんが、ご自分がこの点に苦痛を感じているなら、分かりやすい対処法を取る方が良いと考えます。
ストレスは知らないうちに溜まっていきますので、無理は禁物ですよ!
感染リスクを避けたいなら検診センターへ
先ほどは大規模な病院に勤務する方のお悩みにフォーカスしました。
今度は、小規模なクリニックのような職場にいらっしゃる方のお悩みについてです。
街のクリニックは、年齢問わず、咽頭炎や、中耳炎など炎症に対する治療にやってくる人が多いですよね。
そういった方の中には、風邪をこじらせて来ていたり、中にはインフルエンザに罹患していたということも可能性としてはあります。
このようなリスクは他の診療科の外来でも多少はありますが、耳鼻咽喉科はダイレクトに直結する診療科なので、さらにリスクは高まります。
ある程度は仕方ないかなと妥協しても、例えば小さなお子さんがいる家庭の方であったり、家族が遠方で看病をしてくれる人がいない場合などは、切実な問題ですよね。
その他にも、少人数体制で働くような職場であれば、自分が休むことで多大な迷惑をかけてしまいます。
または、同僚がダウンして自分がフォローしなくてはいけないことも頻回に起こるかもしれません。
こういう避けられるリスクを回避したいと悩んで、耳鼻咽喉科を辞めたいと考えているなら、検診センターへの転職をおススメします!
検診センターは、その名の通り健康診断を専門に行う職場です。
来る人は基本的に健康な人なので、風邪などのリスクを心配する必要がありません。
また、医療処置を行うことも基本的にありませんので、業務の流れさえ把握できてしまえば、それほど無理なく転職することが可能だと思います。
ご自分を一番大切にすることがまずは先決です。
奉仕の精神も美しいものですが、長い目で見れば、あまり良いとは言えませんよね。
納得がいく働き方を選択するためにも、他の転職先を考えてみてください。
全身の管理を行える看護師になりたいなら循環器科へ
このお悩みは、職場の規模に関係なく、耳鼻咽喉科に携わる限り、生じるものだと思います。
とても限られた臓器を対象にしている診療科のため、その分野の専門家になることができるというメリットの反面、その他の治療に関する経験を積めないというデメリットがあります。
将来性のキャリアなどをしっかり考えたい方は特に、看護師として全身の管理ができるようになりたいと考えていらっしゃるのではないでしょうか?
この点にお悩みの方は、ぜひ循環器系の職場に転職されると良いと思います。
循環器の診療科は、ご存知のとおり、心臓だけを対象としているわけではなく、全身管理を必要とします。
またとても緻密な管理になるため、スキルアップには持ってこいの職場と言えるでしょう。
私も循環器で働いたことがありますが、最初はこの細かい管理方法に慣れずに戸惑いました。
というのも、それまで内科一筋だったので、糖尿病患者さんなどを中心に看護してきており、点滴や水分等の管理から、細かい血圧設定などが重要な意味を持つ看護業務に苦労したのを覚えています。
勉強することも山のようにありました。
まずは心電図も一から勉強するほど親しみの無いものでしたので、何から何まで一からという言葉がふさわしいと思います。
確かに、最初こそ大変でしたが、結局最終的には自分の力と経験になり、自信をもつことにつながりました。
今では、心電図やエコー画像などからアセスメントをすることに楽しみを見出してすらいます。
とはいえ、私のように、一から勉強する必要がある方ばかりではないと思いますが、一度乗り越えてしまえば、一生モノの実力になるようなスキルアップだと思いますので、考えてみてはいかがでしょうか?
また違う未来が見えてくるかもしれません。
耳鼻咽喉科での経験を活かせる転職先はこちら!
耳鼻咽喉科に勤務した経験のある方は、他にもいろいろな職場でその経験を活かすことができると思います。
特にこれまで耳鼻科での術後管理などをしてきた方であれば、人工呼吸器に慣れていませんか?
そういう経験を活かして、たとえば、呼吸器外科や内科はいかがでしょうか?
呼吸器の管理は不得手な人も多く、取り扱いに慣れている看護師さんはどこでも求められています。
また、審美的な意味合いからも、腫瘍などの治療への不安や恐怖心を傾聴してきた皆さんなら、形成外科などもよいかもしれません。
形成外科では、乳癌などの心理的ダメージを受けている人が多くやってきます。
そういう人に寄り添う際にも、これまでの経験が活きてくると思います。
つらい気持ちを和らげてあげられるスキルを持っているというのは、財産です。
その力をぜひもっともっと活用できる場面があるということを忘れないでください。
さらに、ここでご紹介する職場は、あくまでも一例ですので、他にもたくさんの選択肢があります。
まずは、ご自分の強みをもう一度見つめなおしてみては如何でしょうか?
自分でも知らなかった部分が改めてわかったりするかもしれませんよ。
まとめ
いかがでしたか?
お役に立てそうな情報はありましたでしょうか?
診療科特有のお悩みは尽きないものですが、自分らしく働ける職場を探すことはとても大切です。
何を求めているか内なる声に耳を澄ませ、納得できる働き方を模索してくださいね!
応援しています。
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