皆さんは毎日楽しく働いていますか?
看護師さんの仕事は、どんな診療科でも忙しくて大変なことが多いですよね。
そんな毎日の中で、看護師を辞めたいなと悩んでしまうことはありませんか?
今回は、現在MRI室に勤務している方のお悩み別の転職先について考えてみたいと思います。
皆さんのお悩みが少しでも軽減されて、楽しく働けるようになることを祈っています!
では早速行きましょう!
お悩み別の転職先のご紹介
実際にどのようなお悩みがあるのでしょうか。
代表的なものを掲載しました。
みなさんにも当てはまりますか?
疾患の治療にもっと関わりたいなら脳神経外科へ
MRI室では、毎日流れ作業のように、多くの患者さんを検査誘導しますよね。
外来患者さんも入院患者さんもいたりと、患者さんの状況も疾患もまちまちです。
病気に合わせた対応はするものの、その場で治療するというようなことは滅多にありません。
その点に物足りなさを感じたりはしていませんか?
中には、もっとじっくり疾患について看護したり、勉強したいと感じる人がいるかもしれません。
そのような人は、脳神経外科へ転職することをおススメします。
なぜ脳神経外科がおススメかというと、長期に患者さんと関わることができることが、まず第一に挙げられます。
それは、じっくりと疾患と向き合えるということでもあります。
看護師として、疾患の治療に関わり、治癒過程を支えることは、病棟ならではの醍醐味だと思います。
また、外科の中でも脳神経外科という選択肢を取ることにも意味があります。
これまでのMRI室での経験を活かすためです。
これまで何枚もの撮影画像を見てきたあなたは、脳神経系の疾患に抵抗なく慣れることが予想できます。
実際に画像を読めなくても、見ることへの抵抗がないことが重要です。
余談ですが、私はMRI画像を読むことが本当に苦手でした。
心電図や心エコーはすんなり理解できたのに、なぜかMRIの画像だけは、生理的に受け付けないところがあり、とても苦労したので、やはり、抵抗がないということの強みをとても実感します。
みなさんの悩みを強みに変えられる転職先だと思いますので、ぜひご検討してみてください。
看護の力を発揮したいなら糖尿病内科へ
先ほどのお悩みと似ている部分がありますが、検査介助の業務が中心になることが多く、じっくり患者さんと関われないことで、看護師として物足りなさを感じることはありませんか?
特に、患者さんの病態を理解しながら、どんなサポートが必要か考えながら看護業務を行っている間などは、もっと何か直接的に関われないかと感じるかもしれません。
そのようなことで悩んで辞めたいと思っている場合には、ぜひ糖尿病内科への転職がおススメです。
糖尿病内科の特徴は、患者さんの直したいと思う自己管理能力を最大限に高めることが非常に重要です。
それには、薬や点滴と言った投薬治療という医療行為よりも、傾聴したり目標設定をする看護の力がカギを握ります。
実は私も糖尿病内科勤務経験があるのですが、後にも先にもここまで看護の力を感じる診療科は他にはないと断言できます。
派手な治療を鮮やかに行って、劇的に患者さんを回復させるようなことは行いませんが、日々関わる中でその人の力を引き出すことは大変難しい問題です。
そして、難しいからこそやりがいもあります。
一度、とても自己肯定感の少ない患者さんが入院してきたことがありました。
40歳前後のその女性は、リストラから暴飲暴食に走り、糖尿病を発症しました。
血糖のコントロールは、インスリン対応で問題はなかったのですが、食生活を正す意識がなく、何度も入退院を繰り返していました。
その背景を聞くと、自分に将来性を感じることがなく、何も目標がないから、病気が悪化しようがあまり気にしていないというものでした。
しかし、よくよく話を聞くと、実は医療に携わる仕事がしたかった、それなので入院するたびに、ここで働く自分を想像するということを伝えてきたのです。
この点を拾い上げ、患者さんのやる気にスイッチを入れることにしました。
結果、医療事務として病院務めをするようになり、自堕落な生活から抜け出しました。
このように、病気の裏になる状況を見つめ、そこに関わることで、疾患だけでなく、その人の人生にもかかわることができます。
それが、糖尿病内科です。
そこまでの重い関係性を望まずに、患者さんとの一定の距離感が心地よいという方もいるかもしれません。
しかし、もしもう少し濃いかかわりを求めているのであれば、これ以上の転職先はないと思います。
選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?
MRI室勤務経験を活かせる転職先はココです
さて、これまでは悩みや辞めたい気持ちに合わせた転職先をご紹介してきました。
その他にも、もっと自分の経験を活かしたいと感じて転職を考えている人もいるかもしれませんね。
それでは、そのような場合には、どんな職場を選択すればよいのでしょうか?
選択肢はたくさんあると思いますが、特に私がおススメしたいのが、検診センターと製薬企業への転職です。
いきなりなぜ???と思うかもしれませんが、とても理にかなった理由でお勧めできます。
まず、検診センターへの転職ですが、検診センターでは、毎日多くの検査が行われています。
そして受診者も、入れ代わり立ち代わり目まぐるしい流れで動いていきますよね。
そういった人の流れを上手にさばくことができるスキルは、経験がないと非常に難しい部分があります。
そこで、これまでの経験を活かして、効率的に分かりやすく検査誘導をすることに役立てられると考えられます。
また、受診者にとってなかなか理解しにくいMRIなどの画像の話も具体的にわかりやすく伝えることで、安心感を与えることができるのではないでしょうか。
次に、製薬企業についてです。
こちらは、看護師としての業務からは若干離れてしまいますが、新規薬剤の特徴や利点などを医師などに説明する業務をイメージしてください。
いわゆるMRさんといわれる仕事ですね。
これは医療資格のない人でも行うことができますが、現場の動きや求められていることがよくわかっている皆さんが関わることの意義はとても大きいです。
そして、MRI室での経験のように、短時間で要点を説明するスキルは、みなさんの強みになります。
その強みを活かして、現場の医師に新薬のプレゼンを行えば、分かりやすく、受け入れられやすい紹介となることが予想されます。
別業種の仕事になってしまうので、抵抗がある人もいるかもしれませんね。
しかし、現場の知識を持っていることで、多くのことがカバーできます。
経験を上手く活かして、次の可能性にチャレンジしてみてくださいね!
きっと、新しい世界が開けると思います。
まとめ
皆さんのお悩みは解決できそうでしょうか?
まだ辞めたくて気持ちが沈んだままでしょうか。
看護師を辞めたいくらいつらい思いをしているなら、ふと外に目を向けて息抜きをしてみてくださいね!
そんな時は、他にはどのような職場があるのか、検索するだけでも、気持ちがスッと軽くなりますよ。
ご自分のいる世界だけが全てではありません。
もっともっと自分の特性を活かせる新しい世界が待っていますよ。
少しでも、これが皆さんのお役に立てればとても嬉しいです。
明るく楽しく働けるように、心から応援しています!
頑張って!
早めの行動が◎
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