応援ナース

応援ナースとは

数ある看護師転職サイトのひとつに、「ナースパワー」というサイトがあります。ナースパワーでは、応援ナースという働き方で看護師派遣を行っています。

応援ナースとは、

• 首都圏や離島などの看護師不足が深刻な病院・医療施設等に勤務
• 6ヵ月単位の期間限定で働く看護師

北海道、沖縄、離島、首都圏が赴任先となり、自分の働きたい地域を選んで働くことが可能です。

最近では、オペ室専門の応援ナース、海外から一時帰国している看護師が再度海外に行くまでの期間働く留学ナースなどもあります。応援ナースのサポート、紹介が一番充実しているのがナースパワーです。

「3つの応援ナース」を設定しサポート

◆都市圏応援ナース

現在、ナースパワーに登録している2,000人を超える看護師が、全国から都市圏の緊急度の高い病院で働いている人気の制度です。この都市圏応援ナースで働くと、給与条件など5つの内容について雇用条件が決められていて、看護師給与はすべて同一賃金（給与45万円以上）で条件はみな同じです。

赴任先の病院は全国200件に限定されていて、こちらもナースパワーが規定している5つの条件を了承し契約をしています。病院と直接面接することはなく、ナースパワーの推薦と書類審査で採用が決定します。非常に忙しい病院のための即戦力として供給する制度なので、すべての看護師が対象となるわけではありません。

応募条件は、

• ナースパワーに登録し、原則3年以上の病院勤務経験者
• 看護師としての職業意識が高く協調性がある
• 当初の応援期間を遵守できる

◆離島応援ナース

看護師不足が非常に深刻な問題となっている離島の病院からの看護師求人要請によって、その役割に対応できる看護師を供給し離島医療に従事します。

赴任先は、東京都、伊豆諸島の三宅島、神津島、青ヶ島、伊豆大島、奄美諸島の屋久島、喜界島、徳之島、与論島、沖永良部島、長崎県、五島列島、福江島、対馬、壱岐など様々です。

これらの離島では学校や就職先が少ないため、若い人は進学や仕事で島を離れる人が多く、人口も減少し高齢化が進んでいます。

離島の病院では、１つの病院で様々な診療科目に対応しなければならず、規模も小さく設備も整っていないこともあるのでオールマイティーに業務をこなせる看護師を求めています。また、緊急を要する場合は本土へ搬送し処置を受けるために付き添いが必要となることもあります。

患者数もそれほど多くなくのんびりと自然の中で仕事ができ、一人ひとりと向き合いながら看護することができるなどの理由から、現在までに毎年全国から300人の看護師が離島応援ナースとして働いています。しかし、離島のために交通の便も悪く、様々な物資が届くのも遅いため生活は少し不便になるかもしれません。

月給は約30万円～40万円となり、毎月応援手当が支給されます。

◆沖縄応援ナース

沖縄県では看護師不足が深刻な問題となっているため、沖縄の病院に期限付き職員として赴任する制度です。赴任先は沖縄県、石垣島、宮古島、久米島などの離島諸島。

沖縄県といえば、きれいな海が広がる常夏の観光地で、沖縄独特の風土や生活に憧れる人も多く全国各地から多くの看護師が期間限定で沖縄に住みながら沖縄応援ナースとして働いています。

仕事をしながら休日は沖縄文化に触れ、スキューバーやジェットスキーなどのマリンスポーツを楽しむことができるのが人気の理由の一つです。月収は約27万円～35万円となり、毎月応援手当が支給されます。

応援ナースに共通するメリット

• 3～6ヵ月の期間限定
• 家電付きアパート
• 赴任時の引越し費用支給
• 面接はなく、ナースパワーの推薦と書類審査で採用が決定
• 期間の延長も可能

ナースパワーが全面的に「応援ナース」をサポートしてくれるということは、最大の強みです。慣れない土地で自分の住む場所と働く病院を探す必要がなく、自分の働きたい地域で看護師として働けるということは大きなメリットです。