小児科で働きたいと思う看護師も多い近年ですが、小児科ってどんな所だろう?と思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで小児科でよくあることをまとめてみました。
予測不能の子供達の言動や行動は可愛い反面、看護師としてはハラハラ、ドキドキさせられます。
子供患者ならではのあるある
診察の合間に子供と話す事も多く、キャラを知らないとバカにされるけど、逆に知っていると子供と距離が近づく。
お口アーンした瞬間にパクと噛んで離さない子供には親御さんに謝った上で鼻をつまみます。
どんなに泣いて暴れても帰る時は笑顔でタッチしてくれる子供に癒される。
暴れる子供を抑制すると噛まれる、つねられる、蹴られるは日常茶飯事。
全力疾走する子供を本気で追いかける看護師。よくある光景です。
弟には「大丈夫、痛くないよ」って言いながら自分の番で大泣きして大暴れ。
本気で嫌がる子供の力は想像を越えます。
そんな子供に安全に検査や処置が行えるように親御さんへの説明はもちろん子供にも理解できる言葉でしっかり説明してあげましょう。
親御さんに関するあるある
子供の病気や怪我は全て小児科と思っている親御さんが多い。
あと5分で付きますイコール30分はかかる。
診察室でご飯全然食べないんです。
チョコやスナック菓子は食べますと平気で言う。
眠る薬を飲ませてもお昼寝してたら検査できません。
子供一人の付き添いに両親、双方の祖父母は多すぎます。
試合よりも子供の体の方が心配ではないですか?
一般的には37.5℃からが発熱です。
平熱が低いは関係ありません。
撮影するのを待ってる間に予防接種終わりますよ。
親御さんの希望には応えますが全力で拒否する子供。
熱が出て半日以上経ってからの検査をオススメします。
病院内ではマナーモードでお願いします。
親御さんの心配も理解した上でしっかりその子供の病気と向き合うことも看護師としては大切です。
その他のあるある
様々な湿疹の見分けがつくようになる。
隔離が必要かどうかの判断力が身に付く。
小児科特有の病気から内科、外科などの病気まで疾患の知識が豊富になる。
ムチムチした子供の血管の採血や点滴もできるようになる。
医療器具も大人より小さい為、精密な操作ができるようになる。
小児科に勤めていると自分の子供の病気を安易に考えて重症化することが多い。
咳が続いていても薬を飲ませて様子観察。結果、肺炎で入院なんてことよくあります。
年々、インフルエンザにかかりにくくなる。
もしくは配属1年目はかなりの確立でいろんな感染症を貰ってしまう。
キラキラネーム、名前だけでは男女の区別がつかない。
全く読めない子供のキラキラネームは皆で考えてしまう。
診察室のベットは土足禁止です。
親の躾を疑ってしまいます。
親子揃って元気になってもらえるように
小児科に勤めると良いことも悪いことも沢山あります。
しかし子供が元気になっていく姿や診察室で大泣きしていても帰る頃には笑顔でバイバイしてくれる姿を見ると看護師してて良かったなと思います。
子供が病気を治す為には親御さんの協力は必須です。
親御さんとの関係も子供同様にしっかり作っていく必要があります。
子供と親が揃って元気になれるようケアしていくことが小児科看護師として大切だと思います。
早めの行動が◎
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