みなさんは楽しくお仕事をされていますか?
毎日頑張る中で、ふと辛くなり、辞めたいなと感じることはないでしょうか。
今回は、内視鏡室に勤務する看護師さんのお悩み別の転職先についてご紹介いたします。
これを読んで、次の可能性にかけてみませんか?
早速ご紹介いたします!
内視鏡室に勤務する看護師さんのお悩み別の転職先
いくつかお悩みを挙げてみました。
皆さんに当てはまるものはあるでしょうか。
コミュニケーションをしっかり取りたいならデイサービスへ
内視鏡室は、外来勤務であることがほとんどですよね。
さらに、患者さんは流れるように入れ替わり、業務に追われるということが主流だと思います。
そのため、患者さんの病気の背景や、家族との関係などを深く考えることも、関わる機会もあまりないと思います。
そういった点に、物足りなさを感じることはありませんか?
私の友人も内視鏡室で働いていた際に、同様の悩みを抱え、辞めたいと常日頃から言っていました。
そのうちに、本気で探し出した転職先がデイサービスでした。
あまり介護の分野に目を向けてきたことのない友人でしたが、自分が一番欲していることを突き詰めた結果、この職場にたどり着いたのです。
最初は、時間の流れの違いに大いに面食らったようでしたが、すぐに慣れて楽しく働けるようになりました。
人とのコミュニケーションを大切にしたいという思いは、十分にかなえられたようです。
デイサービスでは、認知症などを抱えた高齢者と関わることが中心です。
時には難しい場面もありますが、そこは看護師の力量の見せ所で、相手の気持ちを汲んで、アプローチ方法を考えるところに楽しさとやりがいがあります。
こういったスキルの向上は、人の流れの多い内視鏡室では体験できないことだと思います。
また、思わぬこととして、デイサービスの職場は、なかなか看護師さんが定着しないようで、友人が長く働くことをとても喜んでもらえ、感謝されているということです。
必要とされている場所で、自分の好きなことをできると、今でも元気に働いています。
もし、同じようなことで辛いと感じている方がいらっしゃたら、この選択肢も視野に入れてみてくださいね。
継続して患者さんに関わりたいなら内科へ
先ほどと似ている問題になりますが、内視鏡室では、その場その場で患者さんが行き来することから、同じ患者さんに継続的に関りを持つ機会はほとんどありません。
その距離感に、心地よさを感じている人は、とても合っている職場だと思いますが、中にはこの点が合わないと感じて悩んでいる人もいらっしゃると思います。
看護師としての醍醐味的な部分として、やはり患者さんの全人的なことを考慮して、最適な治療環境を整えるということがありますよね。
その部分を実施するためには、継続的なかかわりが不可欠です。
その点を欲して看護師を辞めようかと悩んでいる人は、内科へ転職することをお勧めします。
ご存知のとおり、内科は患者さんとの距離も近く、関りも長く濃密です。
慢性的な疾患が多いため、継続的なかかわりが必須ですし、患者さんにとっても看護師さんの関りは重要なことです。
治療過程は長い道のりのため、モチベーションの維持や、最適な方法を共有していくことにもスキルが必要です。
そのような、患者さんの本質的な部分にかかわりが持てるのが、内科の魅力なのです。
今現在、関りを持ちたいとお悩みの方がいらっしゃたら、内科が絶対的におススメです。
私もいくつか職場を経験した中で、やはり内科が一番患者さんと深く関われました。
特に、混合病棟のような内科全般の職場より、何かに特化した病棟の方が、深い関りを持てたと感じます。
例えば、糖尿病内科では、患者さんの力を引き出すために、看護師のかかわりが最も重要でした。
医師の治療方針や、投薬ももちろん必要ですが、それ以上に看護師との関りが、その患者さんのその後を決めると言っても過言ではありません。
他にも、循環器内科の病棟では、病状が悪くなる兆候を察知することが重要でした。
それは、医学的な知識ももちろん必要ですが、日々関わる中で、患者さんの状態の変化をいち早く気が付くことができるという点で、長く関わることの重要性を感じられるはずです。
もし、他の職場を経験したことがない方がいらっしゃったら、少し不安に感じるかもしれません。
しかし、安心してください。
たとえば、規模の小さい病院などの内科を選択すれば、環境の変化にそこまで戸惑うこともないはずです。
すぐに慣れると思います。
私の転職経験から言っても、内科に就職することはそれほどハードルは高くありませんでした。
思い切って、ご自分のやりたいことを目指してみるチャンスかもしれませんよ。
内視鏡室勤務経験を活かす転職先のご紹介
これまでは、お悩み別の転職先についてご紹介してきましたが、ここからはその経験を活かした転職先について考えていきたいと思います。
内視鏡室に勤務した経験がある人の強みは何でしょうか。
ご自分で思い当たる部分はありますか?
私が思う強みは、患者さんへの簡潔で分かりやすい関わり方にあると思います。
たとえば、内視鏡の検査というのは、多くの患者さんが恐怖を感じるものです。
普段経験しないことと、何かを体内に入れられる恐怖心は誰でも持っていますよね。
その検査について、ポイントや注意点を分かりやすく説明し、補佐をするということは、他の職場ではあまりありません。
そこで、そのスキルを十分に活かした転職先として、MRI撮影室があります。
これは同様の理由で、MRI撮影は、大きな音がすることや、密閉空間にいることなど、不安になる要素が多くあるものです。
初めての患者さんであれば、とまどいも多いはずです。
そういった状況の中で、注意点を伝え、事故を防ぐ役割は重要です。
その役割を担う立場として、これまでの経験を活かせるのでは無いでしょうか?
他にも、小児科もおススメです。
あまり知識のない子供に、病状や検査などを分かりやすく説明することは非常に重要です。
しっかり準備をして恐怖心を取り去る工夫も必要です。
さらに本人だけでなく、親御さんにも説明する必要があったりと、わかりやすい話をする場面は山のようにあります。
その場面で、培ってきたスキルを活かしてみるのも良いと思います。
子供が対象を考えると、苦手意識を持つ方もいるかもしれませんが、新しい世界に挑戦すると考えれば、違った自分の可能性が見えるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
お悩みは解決できそうでしょうか。
転職をすることは時に楽しく、時に勇気が必要ですが、その先にあるものを信じて飛び込んでみてください。
知らなかったことを知る機会になったり、悩んでいたことが嘘のように無くなったりと、前向きになれると思います。
そうは言っても、そこまで決心ができないという人がいたら、可能性を調べてみることから始めてください。
少なくとも、看護師を辞めたいなと感じることはなくなるのではないでしょうか。
職場は無限にあります。
皆さんに合った職場が見つかりますように、応援しています!
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