都道府県によって、また各看護専門学校や大学によって奨学金制度がそれぞれにあると思います。

私は当時、病院付属の看護専門学校に入学し、そこの病院から奨学金を得ていました。1年次から3年次の3年間、毎月銀行に振り込んでもらい、それを自分で積み立てていくと、入学金と授業料の総額になりました。そのほかのかかる費用として教科書代などは、両親にお願いしていました。

生徒のほとんどが奨学金制度を利用していたのですが、数人は利用していませんでした。3年間、奨学金を借りると、その後はそのまま病院に就職し、お礼奉公として3年間以上働くと返済不要となります。

借りなかった人たちの主な理由は、学校卒業後、そのままこの病院に就職するかわからないと、また両親の判断もあり借りなかったそうです。

もし奨学金を借りていたしても、就職時にほかの病院に行くとなったら全額返済すればいいですが、やはり病院側はいい顔はされないと思いますので、最初によく両親や先輩などに相談して、決断されるのが良いと思います。

やはり、まだ未成年ですし、多額なお金が関わる話ですので今考えていらっしゃる方は、慎重に決められたほうがいいです。

私の場合は、看護専門学校を卒業してからそのまま病院に就職し3年以上勤務しましたので、返済不要となりました。就職してから、ほかの看護専門学校から来ている人と、奨学金の話をしたときに、医師会から借りている人もいました。

借りている金額や、返済方法など違った点があったので、学校を受験される際に奨学金を借りる予定があるのでしたら、各々の制度を比較されて決められるのもいいかもしれません。

私は、学校の説明会の時に、奨学金についての説明がありました。そして私は、この病院で働きたいと思っていたので、好都合でしたし、3年以上は働いて頑張ろうという目標にもなりました。中には、3年未満で結婚や出産で退職した友人もいましたが、日割り計算で、残った分だけ返済していました。