目標管理シートは、私の毎年の悩みの1つで、毎度書くのに苦戦してしまいます。

しかし、私だけでなく多くの人が困る作業ですね。

看護師の目標の立て方

病院・病棟の方針や理念を踏まえる

私の場合、はじめに目標を立てるときは、病院の方針や看護理念、病棟理念を踏まえ、またその時々の経験年数によって病棟が掲げている目標もあったので、それらも含めて考えていました。

1年目の時は、目標管理シートが何かもわからなかったので師長に相談して、同期とも話し合ったのを覚えています。まだ受け持ちはなく日常生活援助を中心に仕事をしていたことと、2交代制でしたので日勤と夜勤業務を円滑に行えるようにするにはどうしたら良いかなど、このような点を考え目標にしたと思います。

2年目の時は、受け持ち患者を持たせてもらえるのでそのことを中心にし、3年目の時はプリセプターのことを主に目標を挙げました。病院によって、受け持ちを持つタイミングなど異なっていると思いますので、病院・病棟のルールに従って目標を定めると書きやすいと思います。

所属の特色に合わせたる

内科や外科、ICUなどそれぞれの部署でも個別性が出てくると思います。私は4年目の時にICUに異動になったので、病棟勤務とは違った視点で目標設定をしなくてはいけなかったので少し戸惑いました。

しかし、より専門性に特化し内容が濃い目標が立てれました。また、転職して病院が変わると目標管理シートのルールが少し以前の病院と変わっていたので、病院によって少し書き方が違うことに気づきました。

目標管理シートの活用の仕方

中間評価をし、目標を修正する

それぞれの目標を設定し実施した後、中間評価で師長と面談を行い成果評価をして改善をはかります。

年度末には再度評価し、課題を翌年に繋げる

そして、後期に再度面談をし、目標達成できたか評価を行い翌年度に繋げていきます。

私自身の経験から、これはモチベーションアップになったことと、また上司とのコミュニケーションを図ることができるので直接アドバイスをもらえるのが良かったです。

普段は業務に追われ、患者さんのことで相談することは多々ありますが、自分自身のことを中心に話す機会はなかなかないので面倒と感じることもありますが、自分と向き合う貴重な時間だと思います。