看護師の手元って患者さんにすごく見られてるって感じることありませんか?

例えば採血や点滴をするとき、患者さんはじっと針を刺すところを見ていますよね。それって同時に看護師の手元を見てるってことになりませんか?

患者さんは処置の一つ一つが気にかかるので自然と目が行くんですよね。なので自分の手元は常に患者さんに見られていると思って気を付けないといけませんね。

手元で一番気になるのは爪ではないでしょうか。爪が伸びていたり汚れていると患者さんに不快感を与えてしまったり嫌な思いをさせてしまいます。爪はちょっと気を抜くとあっという間に伸びてしまっているので、こまめに気にして爪を切らないといけません。

爪が伸びていると人に不快感を与えるだけでなく、伸びた爪に汚れが入りやすく不潔になってしまいます。

安全のために爪やすりを活用しよう!

看護師のみなさん爪は爪切りで切っていますか?たいていの人が爪切りを使って切っていると思いますが、爪切りで切った後どうしていますか?そのままですか?

爪切りで切った後は爪の切り口が鋭利になりやすいので、最後に爪やすりで切り口が滑らかになるようにしておくといいですね。患者さんの肌に触れた時、切り口が鋭利だと痛みを感じさせたり場合によっては傷を作ってしまうかもしれないので気を付けたいですね。

頻繁にお手入れできれば爪切りで切らなくても爪やすりだけを使って気になる部分だけ削ってお手入れするのも良いかもしれません。小さな子供やお年寄りなどは皮膚が薄いので本当にちょっとしたことで肌に傷をつけてしまうことがあります。

衛生面だけでなく安全面でも爪のお手入れは大事ですね。

爪磨きやハンドクリームで見た目も綺麗に

爪のおしゃれにはマニキュアやネイルが一般的ですが、もちろん看護師がマニキュアやネイルなんて出来ません。しかし、爪が荒れているときにはちょっとお手入れしたいですよね。

そんな時は爪磨きでこすって手入れすると艶も出て見栄えが良くなります。マニキュアを塗っていないのに艶が出るのでちょっとしたおしゃれ気分も味わえます。

看護師は手洗いの回数が多くアルコール綿を使うので手荒れに悩んでいる人は多いと思いますが、手荒れと同様爪の荒れに悩んでいる人も少なくありません。そんな時はハンドクリームを指先までたっぷりつけて爪にもみこむようにマッサージすると効果があります。

爪の手入れは患者さんのため

看護師があまりおしゃれしすぎるのは良くないと思いますが、患者さんに清潔なイメージを与えるための身たしなみだと考えたらどうでしょう。

爪が汚い人ってなんだかすべてにだらしない感じに見えませんか?不潔っぽく見えるし実際不潔だし。そんな看護師に採血や点滴をされるとしたら、あらこの看護師さん大丈夫かなって思っちゃいませんか。誰でもいやですよね。不快感極まりないです。

人って不思議ですが、自分の爪のことはあまり気が付かないのに他人の爪って意外に目に付くんですよね。ちょっと伸びてるなとか汚いなとか。

爪がいつもきれいに手入れされているとそれだけできちんとした印象を与えるので、看護師のように人と身近で接する職業の人は爪にまでしっかり気を配っていきたいですね。

勤務中はマニキュアやネイルなどのおしゃれは出来ませんが、休みの時ちょっと爪をおしゃれにしたいなという時にはネイルチップという方法があります。

これはいわゆる付け爪のことで簡単につけたり外したりできる上繰り返し使うことが出来ます。看護師など普段職業上の理由からネイルなど爪のおしゃれが出来ない人でもこれなら休日だけおしゃれな気分を味わうことが出来ます。

付け爪なので爪を短く切ってしまっていても使うことが出来るというのも嬉しいですね。このように休日限定なら爪のおしゃれも出来るので仕事の時はちょっとおしゃれは我慢して、看護師らしい清潔で不快感を与えないような爪で患者さんに接していきたいですね。

爪を含めたきちんとした身だしなみは患者さんに与える印象としてとても大切なことですから。