持ち物チェック

面接対策として持ち物チェックをします。鞄は暗い色合いのシックで地味なものにし、カジュアル、カラフルなものは避けます。郵送でない場合、応募書類を含めて病院の資料及び地図、筆記用具一式、メモ帳、印鑑、履歴書のコピー、ハンカチ、ティッシュが持ち物になります。

身だしなみ

服装・靴

黒のスーツ、白いシャツが基本で、就職活動の時の服装を思い出して服装を整えます。

髪型

清潔感のある髪型がよく、長く伸ばしている場合は1つにまとめ、顔にかからないように分けます。染めているのなら、明るすぎるのは禁物です。

メイク

ナチュラルメイクが基本となり、派手すぎずお洒落すぎてもいけません。

爪は短くしておき、メイクと同じくマニキュアで色をつけてはいけません。クリア、ヌードカラーだけに留めます。

当日、面接が始まるまでの注意事項

まず面接会場(病院など)には、必ず予定時間より早く、10分から15分前までに到着します。近くまで来たら携帯電話の電源を切り、身だしなみを整えて会場に入ります。

受付の方に面接の予約をしていると伝えれば面接の部屋を教えてもらうか、早すぎると待機室で待つように言われます。

面接中の注意事項

面接対策として、実際の面接中には聞かれたことを端的に分かりやすく大きい声で答え、自分の考えを伝えられることで印象を良く出来ます。また、この職場に自分が如何に相応しいか伝えられることが重要です。説得力を持たせ、書類と一致する志望動機を面接官に納得させましょう。予備知識をフルに活用するのがポイントです。

面接官の質問に対し、「分かりません」「思い浮かびません」など、答えられないのが悪い例です。逆に「はい、●●です」とはっきり的確な答えを出せるのが良い例です。

面接官に聞かれる18のこと

  1. 面接では最初に自己PRを兼ねて自己紹介、長くならず短く簡潔に練習しておきます。
  2. 合わせて自分の性格を分析し、説明し、長所・短所を尋ねられ、その点を話題にして面接を続けるため、長所ははきはきと、短所はカバーできるエピソードを絡めましょう。
  3. 性格に関しては、具体的なエピソードを尋ねられることもあり、分かりやすいものを挙げます。
  4. 志望動機は良く聞かれる定番中の定番。出来れば病院の方針に共感した、病院の分野を学びたいと言った理由が理想的です。
  5. 転職した理由、退職の理由が聞かれますが、マイナスになりすぎない話し方がコツです。転職回数が多い人はその理由が聞かれ、給与や人間関係などが理由の場合は正直すぎても拙いため、前向きな答え方をしましょう。これまで経験してきた職場のこと、特にどの診療科目を経験してきたのかは重要で、為になった職場について、学んできた専門知識について話しましょう。
  6. 過去に遡り、看護師になった理由、看護師として働く上での価値観など、幼少期のエピソードや学生時代の話、価値観の確立について答えます。
  7. 退職後の期間が空いていると、職場の人間関係について、職場に適応できる人材か判断されます。前職でどんな人間関係を築いてこれたか、この職場で人間関係を築けそうかなど、順応性について語るチャンスです。今までの経験で為になったこと、具体的な成功談、失敗談など、両方をバランスよく話し、信用を掴み取ります。
  8. 他に選考を受けているか否か、受けているのなら正直に受けていると答え、第一志望であると伝えましょう。
  9. 実際に内定を貰ったらどれくらいで返事が出来るか、1週間くらいと答えましょう。時間がかかり過ぎると内定が別の人に行きます。
  10. 最近の医療ニュースで関心のあることについて、最新情報に通じていることが判断されます。
  11. 趣味・特技について、自己紹介と一緒にするか、自己PRの一環として話せます。
  12. 採用になったらどんな働きをしたいのか、将来性、具体的にどう貢献できるのかを聞かれることがあります。看護師としての今後の在り方、同じく将来性、どう働くかが問われます。
  13. 職場でトラブルが起きた場合の対処方法も聞かれることがあります。過激すぎない答え方であれば大丈夫です。
  14. 何を学んでいきたいのかという問いの答えによっては、病院側で研修制度を紹介してもらえるかもしれません。
  15. 周囲の人々からどう評価されているのかを問われた場合、特に実際に何か言われたことがあれば話題にできます。
  16. 配属希望先を聞かれ、その理由としてこれまでの経験を活かせること、その配属先で学びたいことなどを応えます。
  17. 将来の夢という尋ねられ方をする場合もあり、キャリアプランを絡めて答えます。
  18. 最後に質問はないかというのが定番で、病院側へ遠慮なく質問をします。特にありませんはあまり印象は良くないでしょう。事前に考えておくことをおすすめします。