看護師が仕事の時に必要なグッズってたくさんありますよね。時計、ハサミ、テープ、駆血帯、聴診器、印鑑などなど。

いろいろありますがどれも仕事をするには欠かせないので常に携帯しているか身に着けています。仕事を円滑に進めるにはグッズは機能的なことが一番ですがそれだけでは味気ないですよね。

自分達も少しでも気分よく仕事をしたいのでグッズ選びにはちょっとした遊び心も入れて選ぶようにしています。

「時計」はベルトの色や文字盤のデザインに個性を

普通に時間を見たり、患者さんの脈拍を測るときに使ったり、点滴の滴下数を調整するときに使ったりいろいろな場面で時計は無くてはならない必需品です。

看護師が仕事中に持つ時計には、一般の腕時計の他にポケットなどに付けるぶら下げる時計もあります。

腕時計は必ず秒針が付いているアナログ式を選びます。秒針がないおしゃれな時計では脈拍を測ったり点滴の滴下数を計算したりするのに使えませんからね。

それとあまり時計自体に装飾がなく凹凸の少ないものが良いですね。患者さんの体に触れて傷をつけてしまったりしては大変ですからね。

時計のベルトも金属ではなく皮のものの方がいいと思います。金属だと患者さんの肌に触れると冷たさを感じたりちょっとしたことで傷をつけやすいですから。

患者さんの肌に腕時計が触れることが心配でぶら下げる型の時計を使っている人も多いです。

どのような型にしても時計を選ぶときには機能を最優先させますが、それだけではつまらないですよね。そこで私は腕時計を選ぶときはベルトの色をピンクや水色などを選ぶようにしています。

文字盤も大きくて見やすいものが良いですがそこにちょっと可愛いデザインがしてあると嬉しいです。仕事中いつも携帯している時計が可愛いと少しテンション上がります。

「駆血帯」や「聴診器」は備品を使わずに自分オリジナルのものを

駆血帯や聴診器ももちろん勤務先の病院の備品がありますが、個人で購入して自分持ちのマイ駆血帯やマイ聴診器を持っている看護師は多いです。いつも使うものですし自分のものならいつも携帯していられて便利なので個人で購入する人も多いのです。

少し前までは駆血帯も黒色の見るからにゴム管って感じのものが良く使われていましたが、今ではおもちゃかと思ってしまうくらいいろいろなかカラフルな色があって選ぶのも楽しくなります。

患者さんも採血や点滴をしてもらう時に真っ黒な駆血帯で縛られるより、カラフルな駆血帯で縛られた方が気持ちが少し安らぐんじゃないでしょうか。

聴診器も黒色や灰色のものばかりじゃなく駆血帯のようにゴムの部分がピンク色や水色のものもあります。

病気やけがで気分が沈んでいる患者さんも看護師がピンクや水色など明るい色のものを身に付けたり持っていることで何となく気分も和らぎますよね。

ちょっとした小物にもお気に入りのデザインを

ハサミなども患者さんの目に常に触れるものでもないですが、自分の気に入った可愛いものだと自分の気分が良くなります。

実用的で結構使用頻度の高いスタンプ型印鑑もケースに綺麗な模様がプリントされていたりシールが貼ってあったのがあると、ついそちらを選んでしまいますね。

忙しくて緊張感のある職場だからこそちょっとした遊び心と女の子らしい可愛さがあると、仕事していても少しだけ楽しい気分にさせてくれます。

看護師が身につけるものは患者さんからの印象も左右する

看護師の持つグッズは専門性の高い特殊なものが多いのでどこでも買えるものではありません。種類もそんなに多くないので、自分の知らないグッズでちょっと可愛いものがあるとどこで買ったのか気になっちゃいます。

看護師のグッズは看護雑誌や看護専門通販などで買うことが多いので、同僚看護師とはよく情報交換して可愛いグッズを探しています。

小児科などでは特に患者さんが可愛いグッズに反応してくれるので、少しは治療や検査の恐怖や不安を取り除くお手伝いが出来ているのかなと思います。

でも、治療や検査に恐怖や不安を抱いているのは子供だけじゃないですよね。患者さんはみんな態度や口には出さなくても治療や検査に少なからず恐怖や不安を抱いていると思います。

そうした気持ちが私たちが持っているちょっとホッとするようなほっこりするようなグッズで少しでも解消されれば良いなと思います。