残業なし・少なめの看護師求人｜【できるナースの美学】看護師の毎日に役立つポータルサイト

看護師の仕事と言えば、日勤中には患者さんの身体的ケアや日常生活の支援など患者さんと直接的に関わることです。

これらの直接的援助をしていると看護計画の見直しやカンファレンス、委員会活動などといった間接的援助が後回しになり、時間内に全てをこなすことができない仕事もたくさんあります。これらは、残業して対応しなければならないことです。

しかし、子育てのために時間で帰らなければならない、家庭の事情で残業することができないなどの様々な理由で残業することのできない看護師はいます。残業が多すぎることは、仕事のモチベーションを下げてしまうのです。

残業なし・残業が少ない職場

残業か少ない看護師の職場として多い場所は、開業医や入院設備のないクリニックです。診察開始の時間が決まっており、急な入院や救急の受診も基本的にないため就業時間通りに終わることが多いのです。

また、残業が少ない診療科は耳鼻咽喉科や皮膚科、眼科、小児科、手術を行わない整形外科、美容形成外科などの開業クリニックです。飛び込みの患者さんも少なく入院設備もなく、最終受付や就業時間の30分前頃に終了することも少なくありません。

ただ、最近では総合病院や大病院においても看護師の仕事とプライベートの調整を図る「ワーク・ライフ・バランス」という試みをとる病院が増えました。残業を削減するための業務整理を行い、仕事量の縮小や取り決めによって残業を減らす工夫をしている病院も増えています。

福利厚生や看護方針に掲げている病院もあり、看護師の職場離れを阻止しようとする試みが進んでいます。

これは企業の医療品や医療機器、薬品の開発などにかかわる仕事で、企業の営業時間が就業時間となるためです。

看護職は残業がなく、土日休業という企業の雇用形態が多く求人としても人気です。治療や診療をしているわけではないため、看護職としてまた違った業務内容となりますが残業はほぼありません。

訪問看護師は決められた時間に患者さんを訪問し、次の訪問先へ行くまでの間に書類整理や次の準備をするため、基本的に残業することなく仕事が終わります。デイサービスや訪問入浴などといった介護系の職種も、時間を区切った業務であるため残業は少ない仕事です。

正規職員ではありませんが、単発のイベントの救護看護師や検診車看護師、派遣看護師、非正規職員としての公的病院の看護師なども雇用形態に希望がなければ残業なしの看護師として働くことができます。

残業なし・残業が少ないといった看護師求人では、ハローワークや看護師転職サイトの求人広告で残業時間の項目に時間数を明記している場合があります。

救急対応のある病院や総合病院など、どう見ても忙しそうに見える病院が残業なしとしていると少し疑いがあります。実際に働いてみると、実は休憩時間をとることも難しいといった声を聞くこともあります。

このようなトラブルを回避するためには、看護師転職サイトを活用すると安心です。ハローワークと同じようなサービスですが、ハローワークでは求人情報を公開し面接について調整するだけであり、調査や情報提供はあまりありません。そこでは、希望する条件に合わない場合もあります。

看護師転職サイトは都会に強いサイトや地方に強いサイト、治験看護師に詳しいサイトなどといったように各サイトの特色もあります。

残業なしや少ない求人を探す看護師は多くいますから、求人を見つけたときにはまずその職場に話を聞いてみる、自分のネットワークで看護師の友人や知人に聞いてみる、転職サイトに登録して調査してもらうなど自分から積極的に動いてみることが重要です。